日曜日, 4月 26, 2009

3/26-3/30 BC SKI ”Wapta Icefield Traverse"

Wapta Icefieldの灯台 St.Nicholas Peak

 日本に一時帰国する直前に某山岳雑誌編集部ご一行様に同行してワプタアイスフィールドを縦断するスキーツアーに行ってきました。簡単に写真でご紹介しましょう。期間は4泊5日。総距離は約50kmちょっとぐらいでしょうか。今回はクラッシックと呼ばれるPeyto Lakeスタート。Bow Lakeスタートよりも長くなりより完全なトラバースになります。

初日は93号線のPeyto Lakeパーキングからスタート。Peyto Lakeを渡りPeyto Glacierへ上がりPeyto Hutまで。荷物も重く標高差もあり雪のコンディションが悪いと板担ぎが長くなるので疲れます。われわれは雪のコンディションは良くほとんどスキーを履いたまま小屋まで行くことができました。

初日はこんなにいい天気! Peyto LakeからPeyto Glacierを望む 遠いーな…


Peyto Glacierへ

 二日目はPeyto Hut-Bow Hut。距離的には近いので急ぐ人はもうひとつ先の小屋まで進めます。われわれは小屋に入ったあとに近くの斜面を二本滑りました。天気はいまいちでした。

 三日目はBow Hut-Balfour Hut。予報に反して晴れ。途中Mt.Oliveに登頂してからBalfour Hutへ。そこからDiableret Glacierまで足を伸ばし、誰もいない広大な氷河斜面のパウダーを堪能。がっつりと活動した充実の一日。沈み行く太陽がきれいでした。

Mt.Olive

明日登るBalfour High Colは雲の中

 四日目は核心のBalfour High Colを越えScott-Duncan Hutへ。天気はいまいちでしたが視界が完全になくなることもなく小屋までたどりつきました。その後天候悪化。小屋でのんびりと休みました。

セラック帯のそばを抜けるBalfour High Col への登り

 五日目はとうとう道路へ向けて下山。Mt.Nilesを回り込む部分は雪崩の危険が高いので100mほど間隔をあけて横断。雪質が思いのほか良かったのであまり心配はありませんでした。そこからSherbrook Creekへ向けて最後の滑走。前日からの雪で快適なパウダーを楽しみました。そして昼過ぎにトランスカナダハイウェイへ到着。

ここからMt.Nilesの壁の下をトラバース かっこいい立派な山です

 仕事半分、遊び半分で同行させてもらいましたがガイドのデレックから色々と勉強することもあり、かつ日本の山業界にどっぷりと漬かっている方々と一緒に行動できたのでとても有意義なツアーでした。
 今回で概要がつかめたので今度はボウレイクからスタートしワンデイ・トラバースでもしてみたいものです。そうなると峠越えが二つで距離が47km、1500m登り、1900m下りになるそうで黒部横断と似ている感じになりそうですね。これは面白そうだ!

土曜日, 4月 25, 2009

4/23 BC Ski "Burstall Pass"

先月から更新が滞っていましたが、そろそろ再開です。

某山岳雑誌の取材班に同行しワプタトラバースという4泊5日のスキーツアーをしたあと、あわただしく準備をして二週間ほど日本に一時帰国していました。自分でいうのもなんですが、めでたく結婚するこになりまして、あちこちと移動し、あわただしく挨拶をし、あわただしく籍を入れ、あわただしく帰国したのが一週間前。嫁の引越しを済ませて、やっと落ち着いてきたところです。

4月ですがまた雪です。春の雪はすぐになくなってしまうので駄目もとで降ってるうちにK-CountryのBurstall Passへ繰り出しました。結果的にはなかなかの天気と雪質に恵まれそろそろ終盤に入りつつあるBCスキーを満喫できました。

峠へは8キロのだらだらとした登り 天気はこんな感じですが…

峠に着くとこんな感じで…

滑りはこんな感じで快適です。上からおなじみの淳也、そしてボードキング・亮

そして今度はBirdwood-Snow Peak Colに登り(どか雪後は雪崩が怖いです)…

結構急なところを快適に滑り…

クリフをぬって…


最後にクリークの狭い通路を楽しんで下山しました。
このBurstall Pass近辺はまだまだ滑るラインが探せそうですね。楽しいところ見つけました。