▽“Weeping Wall Central Pillar 180m WI5+”と“Weeping Pillar 170m WI6”
下の氷瀑のほぼ真ん中を登り、さらに上の幅の狭い氷瀑の真ん中を登る
今シーズン初のアイスフィールド・パークウェイ沿いでのアイス、ミクストクライミング。片道2時間以上かかるので今回はジャンボのバンにて車中泊をして二日間登ってきました。彼の車は座席を外して、居住空間が広くとってあるのでとても快適。車の中で寝て、起きて寝袋からでることなく朝食が取れるのです。さすが放浪仕様。▽Weeping Wall Central Pillar 1st pitch
肝心のクライミングはというと、まずは初日にローワーウォールの“Weeping Wall Central Pillar 180m WI5+”とアッパーウォールの“Weeping Pillar 170m WI6”。あわせると300mを越え、傾斜もだれることなく延々と続き、そして驚くべきことにアプローチが5分。まったく内容とアプローチの長さが釣り合っていない。素晴らしいことです。アッパーウォールは足の長いクラゲの集合したような部分がプロテクションが取りづらく核心的。しかしコンディション的には良い状態だったようでWI6はない感じでした。
▽Weeping Wall Central Pillar 2nd pitch
▽Weeping Pillar
▽Weeping Pillar 1st Pitch
▽Weeping Pillar 2nd pitch クラゲ状の氷がポイント
翌日は“Mixed Master 300m 5.8 WI5”。夜はすることがないので12時間以上車の中で寝てしまった。Weeping Wallと同じ駐車場から歩き出し取り付きまでは15分掛からない。なんて素晴らしいアプローチ。ルート名の通り氷あり、岩ありのルート。核心は最終ピッチの細い氷。リードしながらアイススクリューが打てない、と焦るタイミングで残置のピトンが出てくるのでクライミングを楽しめる。本来なら無視して悪いアイススクリューでプロテクションとしたいところだけど、ついついクリップしてしまいました。弱いなぁ、おれ。何はともあれなかなか面白いルートでした。
▽3ピッチ目の岩セクション
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