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火曜日, 3月 08, 2011

3/5 Banff Youth Climbing Competition



ホールドを外したあとは新しく導入された大モノをセット

 クライミングジムの仕事でもっともエキサイティングなイベントがこれ。毎年三月にユースクライマーのコンペがありそれに合わせてジムのホールドをすべて外し、40の課題を再設定。それを五日間ですべて完了させるのでかなりの仕事量になります。このイベントのルートセッターは二回目だけどいつも自分のセンスを試されるので良い勉強になります。課題設定の難しさ、楽しさ、身体的な疲労感と終わったあとの達成感。そしてコンペティターが登るときの緊張感。年に一度と言わず二回ぐらいやってくれたらいいのになぁといつも思います。

洗ったホールドを並べてセッティング開始!


コンペ当日
70人を越える参加者があり過去最大となった今年のコンペ

 今回は初日の仕事が終わり家で何でもないことをしているときにまさかのぎっくり腰!軽めだったとはいえルーフのホールド付けはやはり辛かった。しかもコンペ当日に自分のルートでまさかのシークエンス飛ばし。ユースコンペティターのリーチを舐めてました。反省。
 どこかルートセットできるところないかぁ。腰が治ったらすぐにでもやりたい。

金曜日, 2月 11, 2011

1/13 - 2/9 In Japan その二

豊田にて

日本滞在後半はジャンボ、ちひろ夫妻の素敵な八ヶ岳の家にお邪魔し、そのまま東海の豊田というボルダリングエリアへ。大給城址と大田というエリアを訪れたけれど歩けば歩くだけ岩が出てくるような錯覚に陥るほど岩の量が半端なく密な場所でした。例によってそのド荒い岩質に二日間登っただけですっかり指皮がなくなってしまったけど十二分に楽しめました。さらにこのプチツアーの最後には運よく気温があがりみずがき山のボルダーエリアへ。松と白樺の美しい森に点在する美しいボルダー群。そこをこよなく愛する親友とともに登る静かな時間。すぐに指は終わってしまったけどいつまでも続いてほしいと心から思える幸せな時間でした。

瑞牆にて

帰京後はかつてお世話になった月稜会のクライミングと集会へ。集会ではカナダのクライミングについてスライドを見せながら報告するという時間までもらいました。その後映像クリエイターとして活躍する大学の同級の家へ泊まり眠気が限界になるまで語らいこれもまた幸せなひと時。

そしてあっという間にカナダへ戻る日。最後はビジネスクラスへ無料アップグレードをいう素晴らしいおまけ着きで日本への旅は終わりました。

また会うことのできたすべての友人に感謝を、サポートし続けてくれる家族に深い愛を送ります。

明らかにエコノミーよりも美味しいデザート
そしてフルフラットになるシートで快眠
生きていればいいことあるもんだ


日曜日, 1月 30, 2011

1/13 - 2/9 In Japan

更新が滞っておりましたがそろそろ再開します。あれですね、一度止まるとなかなか再開できないものなんですね。
ただいま日本に滞在中。近所の御岳でボルダリングをしたり、友人と岐阜の瑞浪へ行ったり、そして妻と楽しみにしていた城ケ崎(クライミング、民宿、温泉&刺身)も満喫しました。そろそろ終盤ですがこれから豊田へ行きボルダリングです。それにしても真冬にロッククライミングが楽しめるって最高。だから日本にいた時はあまり冬山に行っていなかったんだな、と気づきました。
▽瑞浪 久々のクラック、トップロープですいません
▽城ケ崎
▽民宿にて

月曜日, 11月 08, 2010

11/04 Big Rock


BigRockと言えばカルガリー近辺を代表する地ビール屋さん。その名前の由来となった岩へボルダリングしに行ってきました。カルガリーから40分ほど南下した平原にぽつんとあるその岩。気持ちよく平原をドライブしているといきなり現れます。まわりに何もないので駐車場からはあまりスケールが分からない。しかし近づいてゆくと…


お、なかなか良いではないですか。


実はかなりハイボール(落ちるには勇気と頑丈な身体のいる高さのボルダー)だったりします。

岩質はクォーツアイト。辺りにクォーツアイトの地層がないのになぜかここにあります。実はモンタナ、アルバータにまたがってこういった岩があちこちにあるのですが、これらの岩はGlacial Erraticと呼ばれていて、モンタナ-アルバータにあるものをまとめてFoothills Erratic Trainと呼んでいます。起源は1万2千年前から1万8千年前の氷河期にジャスパー近郊のトンキンバレーで大規模な岩崩れが起きた時の岩くず。それが氷河によってはるばる平原地帯まで運ばれて来たといういわけです。

楽しそうに高いラインを登るO.J.

トンキンバレーの入り口でボルダリングしたことがありますが、あの岩と同じ起源の岩が数千Kmはなれたまったく環境の違う大平原にあるというのは興味深いものです。ま、これがぼろぼろの石灰岩だったらこんなに感心しませんが、良質なクォーツアイトなので何となく感心してしまいますね。

今日は快晴。しかも気温は15度ぐらい。とても気持ちの良いボルダリング日和でした。が、ランチ後に落ちてはいけない高さから落ちた人が、いてはいけないところにいた人を巻き込んでひと騒動。大事にはいたらなかったけど病院へ行ったりしてばたばたしました。次同じことがあったら大怪我してもおかしくないだろうな。気をつけてくだされ。

グレードは良く分からないがとても良いラインをオンサイトするO.J.


金曜日, 10月 15, 2010

10/12 Yam "Forbidden Fruit, 5.11b 280m"


久しぶりにヤムナスカへ行ってきました。思ったほど気温が上がらずしばらく感覚のなくなりがちな指先を暖めながらのクライミング。でも午後に入ると太陽が出てきてほどよい暖かさのなかクライミングを楽しんできました。ヤムナスカのルートにはトラッド、トラッド&ボルト、ボルトという区分がありますが、今日のルートはボルト9割、トラッドギア1割というかなり“モダン”なルート。時々外れそうなホールドはありますが、基本的には傾斜が強くかつ岩質の良いところを登っているので気楽に楽しめるルートに入るでしょう。最初の5.6以外は5.10+が2ピッチ、5.11-が4ピッチ。なかなかいいグレードが続きます。
怖い岩質とプロテクションに怯え、充実感に満たされながら登るヤムもあればこんな気持ち良く楽しいヤムもあります。こんな両極端のルートの住み分けが上手くできていれば岩場の有効活用にはいいですね。
下りはGrey Scaleというルートを50mラッペル×3。レジスターを見ると他に1パーティーしか入っていなかった様子。静かなヤムナスカでした。

日曜日, 8月 29, 2010

8/24-26 バガブー再び



今月3度目のバガブーです。パートナーは妻O.J.。今回は大きなルートに絞り初日をアプローチに当て夜はビバーク、翌日ルートを登りケインハットまで戻ってくる予定でした。しかし氷河歩きに慣れていないO.J.と共に苦労してビバークサイトに着いたところで思わぬアクシデント。ちょっとした不注意でごろりと動いたシャープな岩が指に落ちてざっくりと肉をえぐってゆきました。オーマイゴッド。傷はけっこう深くクライミングは論外な感じなのでとりあえず計画は中止。翌日とぼとぼと同じ道を戻りハットへ泊まりました。
んーなかなかすっきりと登らせてくれないバガブー。しかしまたいくらでも戻ってくるはず。それぐらいいいところなのです。しかし今回は指の怪我でハイキングのポテンシャルを探ることができたのでそれは収穫。来年はここを歩くツアーを作りたいな。

というわけで今回はバガブーハイキング編。

▽実は高山植物の綺麗なところなのです


▽ケインハットはモダンな作りで広々 窓からはバガブー氷河を一望できます

▽氷河が近くモレーンだらけなのでハイキングルートは限られます
でもなかなか良いルートがありました これはお薦め!

金曜日, 8月 13, 2010

8/4-8/10 バガブーダイアリー


念願のバガブーへ行ってきました。今年も7月最後の仕事が終わってからいきなり天候が崩れ、こりゃまたバガブーは行けないかなぁと思っていましたが、程よく天候は回復してくれました。初日は同僚のユージさん、放浪クライマーのKDMさんとハイクイン。さすがに10日分の荷物は重く、ああこれがバガブーなのかと妙に感心。久々の重荷はなかなかこたえましたが実際はカインハットでの昼寝時間を除けば3時間半ぐらいでApplebee Campsiteに到着なのでさほど遠くないみたいですね。ちなみに標高差1000m、距離は5kmぐらいかな。

▽35kgぐらい 
久々のボッカだけど激務をこなしたハイキングガイドにはちょろいっす
▽快適なケインハット 一泊25ドル炊事道具、燃料、ストーブ、マット完備

8/5 天気は晴れ。ユージさんご希望のBugaboo SpireのKain Routeへ。最初にBugaboo-Snowpatch Colへ雪壁を登り、そこからBugaboo Spireの南稜ほほぼ忠実に辿ります。はじめはスクランブル、やがて5.4から5.5ぐらいの壁を経て露出感抜群のリッジクライミング。核心はジャンダルムと呼ばれる針峰を回りこむ部分。5.6というグレードだけどフリクションスラブなのでブーツではやや怖かった。そして南峰へ。下降は懸垂下降用のステーションが随所にあるのでそれを探しながらジャンダルムの下のリッジへ下り、しばしリッジを戻ったあとは登ってきたラインどおりに懸垂下降を3回、あとは歩いて下りました。下るとO.J.が到着していてビールとカツカレーの夕食!この日はかなり日差しが強く水も飲まずにいきなりビールを飲んだので若干脱水症状気味でした…。今回はガイドトレーニングも兼ねているので要所要所でロープを出してショートローピング、ピッチクライミングといろいろ取り混ぜてみました。KDMさん、ユージさんご協力ありがとうございました。

▽朝日を浴びるHowser Spires。有名なルートは裏側にあります。
▽天気は上々 リッジに上がるとさらに気持ちが良い
▽ジャンダルム越え
▽そして頂上

Applebee Campsite 4:00
Bugaboo-Snowpatch Col 5:00
South Summit 9:00
Campsite 3:30

8/6 Crescnt Spire “Westside Story 5.10- 6P”
本日も快晴、しかし夕方からサンダーシャワーの予報。ユージさんは自分達の出発に合わせて下山。晴天を呼ぶラッキーボーイ(お父さんだけどね)が去ったため天気予報が怪しくなってしまったが、とりあえず今日は登れそうなので手近にあるCrescent Spireでクラッククライミングを楽しんでみました。アプローチは1時間かからないぐらい。大した登りもなくクランポンもアックスも必要なし。ただアプローチ途中で氷河湖をへつる部分があり自分がまさかの水没。腰まで氷河湖に漬かり悲しいスタートでした。
Mctech Areteという看板ルートを登ろうと行きましたが先着2パーティーいたので変更しWestside Storyへ。内容は登りやすいハンドからオフィズス(身体が半分入るぐらいの幅のクラック)サイズのクラック、フェースクライミングなどバラエティーに富んでいてなかなか面白いルートでした。Vowel氷河の見える頂上稜線まであがりあとはラップラインを懸垂下降で降りました。
夕方から予報通りにサンダーシャワー到来。これがかなりすごい風と雹と雷でテントにいても怖いぐらいでした。あれに山の中でつかまったら大変なことになるだろうなぁ。バガブー名物のサンダーシャワー、あなどれないです。

▽久々のクラッククライミング ロケーションといい岩質といい最高です
▽Vowell氷河をバックに満悦な妻O.J.

8/7 Crescent Tower “Edward-Neufeld 5.10+ 8P”  中退
O.J.が午後に下山するのでまた近場のルートへ。しかしどうしても一箇所登れない部分があり(ルート間違えたか?)そこから降りてきました。キャンプサイトへ戻り、O.J.を送り出ししばらくすると雨がぱらついてきました。そしてまた風と雨。仕方なくテントに篭って『ダライラマ自伝』を熟読。しばしかつてのチベットに思いを馳せて時間を潰しました。

▽綺麗だけど微妙な天気でした

8/8 Crescent Spire “Mctech Arete 5.10-” 中退
天気予報は40%で雨。しかし午前は持ちそうなので近場のCrescent Spireでクラッギング。看板ルートのMctechの2ピッチ目まで登り、空の様子が怪しくなってきたので降りました。こんな日はやっぱりこのエリアで身体を動かすのがいいようです。午後からまた断続的な雨、夜中も降り続きテント周りに溝を掘らないと浸水しそうな勢いでした。明日の予報は60%の雨。しかしそろそろどこか長いところへ行きたいのでとりあえずSnowpatch Spireの西壁を予定して早く起きることにしてさっさと就寝。『ダライラマ自伝』を読み進める。

▽Mctechの1p目 さすが看板ルート クラックが綺麗です

8/9 キャンプサイトにて読書
4時起床。空には満天の星が煌いている。こりゃいけるんじゃないの、ということで早速Bugaboo-Snowpatch Colへ。雪壁をキャンプから1時間弱で登りそこから初めて西の空(キャンプからでは雲のやってくる西が見えないので)を見るとどんよりとした厚い雲がかかっている。そこから見えるSnowpatchの西壁はしっとりと濡れ、風も冷たく一気にモチベーションダウン。しばらくしていると今にも雨が降りそうな感じになってきたのでそこからキャンプへ帰りました。残念だけどもうお手上げ状態。綺麗な朝焼けを見ながら朝の運動は終了しました。雨が降ればテントで読書、止めば外にでて軽く体を動かして飯を食う。それを繰り返して一日が終わりました。

▽朝日を受けるSnowpatch Spire
▽たまに晴れるけどまたすぐに雨が来ます 
Applebee Campsiteはこんなところです

8/10 Pigeon Spire "West Ridge 5.4"

▽Pigeon Spire Wリッジは後ろから頂上へ続くリッジのルート
自分もKDMさんも雨によって疲れが溜まってきているので下山モードに入ってきました。でもどうにかなんでもいいから最後にどこか頂上へ登っておきたいということで、悪天候でも登れるルートを選びました。天気をうかがいながら6:00に出発。Pigeonの取り付きまでは約二時間で到着。すぐに登り始めるが天気が崩れそうなので一度取り付きに戻り様子見。しばらくしてもう一度クライミング開始。途中で完全にガスに巻かれるが風が穏やかなのでそのまま続行。やがて雪が降り始めるがもう面倒なのでそのまま続行して頂上を往復してきました。天気が良かったらさぞかし快適で景色の良いルートだったでしょう。まぁ登れたので良しとします。

▽露出感はあるけど簡単
▽頂上にて 風が出てきて雪がぱらついてきました
まあ雨じゃなくて良かったです
▽そして下山中

そしてキャンプへ帰り、パッキングをして登りよりも重くなったような気がする荷物を担いで下山しました。これからフランスへ行きさらに世界は回って日本を目指すKDMさん。どうか良いクライミングが出来ますように。そして二週目の世界クライミング旅行では冬のカナダに立ち寄ってくださいね。

▽重荷の下りは尻筋が痛い!お疲れ様でした。


火曜日, 6月 08, 2010

6/7 Ha Ling Peak "Sysphus Summit 5.10d, 500m"

アプローチから見るHa Ling Peakと最初のピッチを登るNB

キャンモアの街からよく見える岩山 Ha Ling Peak。その壁にあるスポーツルート(すべてのプロテクションがボルト整備されているルート)を登ってきました。持ち物はクイックドローが24本、60mのシングルロープ。ルートは25m間隔でアンカーがあるけど基本は2ピッチつなげて登る。そうすると大体11ピッチぐらいになります。パートナーは最近カルガリーからキャンモアへ越してきたNBくん。同じぐらいのグレードを登るけどお互いあまりスラブを登っていないのでなかなかスパイシーで面白いクライミングでした。ルートは大きく分けて10c-10dが続く前半と5,9が続く後半。10dのスラブはそれなりに難しく、やはりスラブをやらないといけないなぁと思わされました。
▽キャンモアの街と壁の位置関係はこんな感じ
アプローチ1時間弱
クライミングの所用時間は8時間
トレイルを歩いて下りパーキングまでは1時間弱でした。