木曜日, 3月 19, 2009

3/17 Ice Climbing "Marble Canyon"とHDR

底から見るMarble Canyon

最近はスキー熱が高まっていてアイスクライミングからはちょっと足が遠のいています。しかし、雪が降ったあとに高めの気温がやってきて、山は雪崩の危険が高め。どこで何をしようか迷うところです。ということで久しぶりにゲレンデ的なところでのアイスクライミング。トレーニングというか鈍ったアイス勘を取り戻したいところ。
行き先はマーブルキャニオン。ここはハイキングの仕事ので時間があまった時に軽く歩きに来たりするところです。トレイルと橋が深さ40m近くあるゴルジュの上に掛かっていて夏は上から覗き込むことしか出来ませんが、冬になる川床も氷結しアイスクライミングエリアに変わります。アプローチは5分とかなり近いですが、橋にロープを固定して35mほど懸垂下降してゴルジュの底に降ります。ここでは70mロープがマストです。最後には荷物を背負って登り返すのでさらにトレーニングになるという良いエリアです。

今日は自分たちの他にもうひとパーティーのみ。しかもその中の一人は、ひと月半ほど前にパートナーの淳也がハフナークリークというエリアで大墜落したときに、そばで登っていたLyleというクライマーでした。"No fall today, eh?"といきなり言われて思い出した次第。

傾斜の強いラインをリードするLyle 見た目グレード5

グレード4から5で30m強の大きな滝が二つあり、どちらも複数ラインが取れるので練習にはもってこいでした。あと何本もミックスクライミングルートもありますが、そちらは触っていないので不明。

最近気になっていたHDR(High Dynamic Range)画像というのを試してみました。撮影するときに同じ写真を露出を変えて5枚ほど撮ります。本当は画は完全に同じ、動きのないものでないといけないのですが三脚などなかったので手持ち。クライマーが静止しているときに連射しました。ものすごく現実離れした画像を作ったりもできますが、当面はいかに自然な画を作るかを試行錯誤してみたいですね。掲載している写真はすべて5枚の画像から生成したHDRイメージを16bitに落として適当にレタッチしたものです。こういうハイコントラストな場所には便利な技術ですね。

川床が開いていて下流にはいけない

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