ここ数日じりじりと気温が上がり今日はキャンモアで10℃にもなりました。バックカントリースキーもアイスも何となくやる気がでないので、季節を先取りしてMt.Yamnuskaで今年初のアルパインロッククライミングへ行って来ました。当初の目的のルートには雪が残っているようだったのでPlan BのForbidden Fruitというルートへ。10c、10c、11b、10cと傾斜もありなかなか手ごわい4ピッチを登り、ルートの中間にあるレッジに着いたところで14:30過ぎ。さてここからは11a、11a、11aと時間が掛かりそうな3ピッチ。うーん、時間的にちょっと微妙。行けば何とかなるとは分かっているけれどなぜか妙に体が疲れてしまったのでそこから敗退することにしました。
今日一日シヌークが吹き荒れ眼下にはすっかり雪が溶け地面と雪のまだら模様が出来ていました。太陽はさんさんと降り注ぐけど、風に吹かれているとやはり体が震えてきます。シヌークが吹いて気温が急に上がると体調を崩したり、気分的に欝になってしまう人がいるようですが、自分も今日はそんな感じだったのでしょうか。地面に降りてまだ新緑の芽吹いていないアスペンの森が風に吹かれざわざわと落ち着かない様子。暖かい陽気に春への期待を隠せぬ森のざわめきに聞こえ、自分もまた何となく落ち着かないようです。
金曜日, 3月 20, 2009
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4 件のコメント:
シヌークって意味がわからなかったので検索したら、乾燥した温かい風がロッキーの東側に吹くフェーン現象で、雪喰いと呼ばれてるそうね。すぐ忘れるけど記憶しとこ。季節がストンとかわるようです。滝の写真圧倒されるね。
そう、シヌークって先住民の言葉でSnow Eaterなんですよね。ほんと見る見るうちに風景から雪が消えていっています。でも高山帯はまだまだ積雪十分。気温が落ち着いて積雪が安定したらまたバックカントリースキーですね。一昨日レイクルイーズの近くでBCスキーヤーが二人雪崩にのまれました。運よく一人は上半身が出た状態で止まり、もう一人は完全に埋められたけど15分後に仲間に掘り出されて助かったそうです。うーむ、恐ろしい。
jiroさん
初めてのお便りします。
懐かしいYAMUNASKAを見ていたら、ここにたどり着きました。昨年初夏のカナディアンロッキーをガイドしていただいた大阪のNAOさんです。愛媛の5人組さんと東京の3人さんと大阪の2人組…Gracier Lilyですったもんだしました。覚えてらっしゃいますか?
ビデオ大好きのキミエさんとは時々やり取りしています。ダビングしていただいて、私の宝物になりました。いよいよクライミングのツアー開始なんですね!夢実現!私はスイス行きの希望が多く、同じ時期にアルパインのスイスの山旅に参加します。同じ場所に行くより違う場所…でも私には雄大なロッキーとGracier Lilyの谷とレイクオハラを諦めきれず…いつか実現させます。お元気そうな様子についコメントを発信しました。
Naoさん
もちろん憶えてますよ!天気にも恵まれて、愛媛のみなさんもとても賑やかで、東京のご夫妻もとても感じの良い方で楽しいツアーでしたね。あれからクライミングガイドの資格を取ったり、秋にクライミングトリップに行ったり、年末年始にユーコンに行ったりと色々あったのでずい分昔のことのように感じてしまいます。まだ1年も経っていないのに。それぞれの季節の良いところをアップしてゆきますのでまた見てください。きっとまた来てくださいね。お待ちしてます。
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