ちょっと気温が上がり(といっても3度くらい)作業がしやすくなったので車のクーラント交換をしてみた。一般的には2万キロとか2年とかで交換するらしい。自分の車は中古で購入してから1年半年で約3万キロ。このあいだディーラーでメンテナンスレコードをもらってきたが、よく読むと購入前のメンテではクーラントの交換がされていないことが分かった。車に詳しくはないが車に詳しくなりたいのでできそうなことは自分でやることに。
必要なもの
新しいクーラント(原液とすでに50:50に薄められているものがあるが今回は原液。こっちのほうが安いから)
ラジエーターのドレインボルトを外すスクリュードライバー
雑巾
液体の分量が測れるもの(今回はペットボトル720ml)
古いクーラントを入れる容器(リサイクルごみ箱から拾ってきたケース)
手順
1.エンジンが冷えた状態になるまで待つ
2.ラジエーターの下を覗き込みドレインプラグ、もしくはドレインコックを見つける
3.プラグを外し、ラジエーターキャップを外すとクーラントが勢いよく放出、適当な容器でキャッチ
ゴミ捨て場で拾ってきたグリーンサラダの容器を活用
4.クーラントが出なくなったらプラグを戻し、ラジエーターに水を満たす
5.キャップを戻しエンジンを始動したらしばらくアクセルを踏む、エアコンは最高温で風量大
6.十分にエンジンを温めクーラントを巡回させ(2000回転以上に保ち約10分)エンジン停止
7.ドレインボルトを外しラジエーターからクーラント(と水の混合)を抜く
8.4から7を2回から3回繰り返し冷却系からできるだけ古いクーラントを抜く
9.マニュアルからクーラントの全容量を調べ適した分量のクーラント原液を入れる
自分の車は全容量が6Lで水とクーラントを4:6(やや寒冷地仕様?)にしたいので原液は3.6L。
10.原液のあとに水(できれば蒸留水)をぎりぎりまで満たす
自分はクーラントの原液を3.4L 入れたところで満タンになってしまいました
11.キャップを閉めないでエンジン始動、エアコン最大
12.アクセルを軽く踏むとぶくぶくと空気が押し出されてくるので、吹きこぼれない程度に吹かす
エア抜き中
13.空気が抜けた分クーラントが減っているので減った分を補充し完了
14.地域のルールにしたがって古いクーラントを処分。キャンモアのゴミ捨て場には処分する場所がありそこに持っていけば捨てることができます。便利!このやり方では古い液体が半分ちかく冷却系に残っていることになるけど、ホースを外したり、サーモスタットを外したりして排水するともっと抜くことができるらしい。そこまでやるのは面倒なので何度も水入れと排水をしてできるだけ残ってしまうクーラントを水の状態に近づけてみた。排水されるクーラントがクリアな色になるまでやれれば完璧なんだろうけど、面倒くさくてそこまではできなかった。まぁラジエーターに水とクーラントが入っていてエア抜きしていれば車がぶっ壊れることもないのでこんなもんでいいでしょう。(たぶん…)
1 件のコメント:
素晴らしいです!
いつも思うんですが、クーラントってスライムに見えて仕方がありません…。
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