水曜日, 11月 18, 2009

Mixed Climbing Stanley Head Wall, Suffer Machine V M7(or 5.6, A1) WI5, 200m

今シーズン初のスタンレーヘッドウォール。アイスクライミングとミックスクライミングの道場みたいなところで今シーズンはできるだけ足を運ぶ予定。道場と言っても山だし、雪崩もあるし、ルートはみんな難しいのばかりなので結構真剣勝負な場所。今日はカナダ人のM(頭文字が示すとおりクライミングの傾向もややMよりな男)と行ってきました。

右奥の張り付いた氷がSuffer Machine

朝から雪と風。風がだんだん強くなり壁につくとチリ雪崩が絶え間なく落ちてくる状況。1ピッチ目は5.6の岩登りからエイドクライミング(もしくはM7のドライツーリング)。このエイドの部分でやたらとMが時間をかけているので自分は取り付きの洞くつ状の中でぼけーっとすること数時間。時々洞くつから顔を出して見上げるが風に煽られながらチリ雪崩を延々と受け続けるMの進み具合は遅い。最後には少しロワーダウンして振り子でアイスに飛びつきややランナウトしてやっと1P目が終わった。しかし時間はすでに2時過ぎ。4時間以上掛かっているじゃないか?! そんな難しいのか?とどきどきしながらエイドでフォローするが別になんてことないエイドだった。要するにMがエイドに慣れていなかったということだったのかもしれない。ミックスのフリークライミングは強いのにな。

風で巻き上げられた雪がどんどん降り積もり帰り道の雪崩ハザードが高くなってきているのと、若干時間が押してしまっている(5時半に薄暗くなりますから)のでここで敗退決定。ラッペルし、完全に消えたトレースをまたラッセルして帰ってきました。まぁこんな日もあります。山遊びですからね。

1p もう少しでエイド終了

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