左の氷瀑がNemesis、右はSuffer Machine
1PをフォローするJNY
1p目はトポによるとコンディションが悪いことが多いピッチ。確かに悪いときはシャンデリア状態になりそうだけど、今日は氷が割れやすいのを除けばさほど悪くはないピッチ。そして2P 目は弱点を登れば楽しいばかりのお気楽ピッチ。この2ピッチを自分でリードしパートナーのJNYを核心の3ピッチ目まで温存。そして3ピッチ目。出だしはクラゲのような形状。しかしトラバースをしてゆくと次第に良い氷になり傾斜の強いクライミングが楽しめる。時々休めるスタンスがあり、スクリューもよく入るので決してデスペレイトではなく、ステレニアス感たっぷりな非常にエクセレントなピッチだった。70mロープなら終了点まで届きそうだが我々のロープは60mなので途中で切り最後の短いピッチをそのままJNYが登り終了。切った場所が悪かったのでしばし氷の落とせない微妙なクライミングだったけどJNYが慎重に登ってくれたので無傷でした。よかった。
核心の3PをスタートするJNY
4P目を登るJNY 氷を落とせない位置にて微妙なクライミング中
2ピッチ目の終わりに荷物を置いてきてしまったのでアバラコフを作り50mラッペルで2ピッチ目の終わりまで下り、そこからは60mラッペル+3mクライムダウンで地面へ。9時半に登り始めて3時30分に降りてきたのでまずまずのペースでした。あと少しで帰国してしまうJNYにも良い思いでになったことでしょう。自分的にはいままでロッキーで登ったルート中ベストなルートでした。
下降はルートに向かって右の岩にもラッペル用のアンカーが見えたのでそちらからも可能。
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