日曜日, 7月 22, 2007

雪が溶けると同時に待ちきれないようにWestern Anemoneが元気に咲きだします。そして咲いたと思うとあっと言う間にふわふわの綿毛をつけた玉になります。綿毛が伸びるとちょっと長い毛が生えた頭そっくり。そろそろ標高の高いところでもWestern Anemoneの花は見れなくなりそう。かわりにふわふわ頭が風に揺れています。ギリシャ語のAnemosとは風という意味だそうです。いい名前ですね。

パンキッシュなヘアスタイル Anemone occidentalis

Photo information:
Nikon D200+Sigma 18-50mm F2.8 EX DC MACRO

暑く短いロッキーの7月

ご無沙汰しております。
6月下旬からトレッキングシーズンに突入し超多忙に過ごしていました。初めての仕事、そして初年度にも関わらず、まったく同じことなく色々なことに挑戦させてもらってます。
ひとつはAmiskwi Lodge(アミスキーロッジ)。Yoho国立公園の北西のボーダーを越えたところにあり、BC州のGoldenからダートを走ること約3時間ほどの場所に位置しています。このロッジに連泊しながら周辺を沢山歩きました。ロッジを貸しきってしまえば自分たち以外に周囲を歩いている人はいません。なんとも贅沢な山歩きです。ここではアシスタントガイドの他にヘッドシェフもやらせてもらい、日々料理にも励みました。

Amiskwi Lodge 周辺に咲きまくる かたくりの花 

次はロッキーの聖地・Lake O'hara。3000m級の山々に囲まれた谷に美しい湖が点在し、浮世離れした景観が楽しめます。ここでもロッジに泊まりアシスタントガイド兼シェフをやらせてもらいました。ここの山小屋は他のトレッカーとシェアします。色々な出会いがあり、アミスキーとはまた一味違った面白みがありました。まわりのカナダ人に色々と食材を説明しながら料理したのは面白かった。去年カナダを転々としながらまめにキッチンで働いた経験が役にたちました。

Lake Oesaに行く途中から見たOdaray Mountain

そして今売り出し中のEsplanade。Goldenの北西にあるこの山域に入るにはヘリコプターを使うほかありません。とにかく道がないのですよ。だからヘリで入ってロッジに泊まると周囲には誰もいない、という素晴らしい状態になるんですね。ここでは3つのロッジを縦走しました。遅くまで残った雪がルートファインディングを面白くし、ロッジでは一緒に歩いて移動するコックさんがおいしい食事を出してくれました。あと毎晩のサウナ。そしてビール。嗚呼、最高です。

Esplanadeの風景

明日からバックパッキングのツアーに出掛けます。ツアーの後半は去年自分で行った場所だけど、前半は未知の山域。どんな風景が見れるのか楽しみです。

Photo information:
Nikon D200+AT-X 124 PRO DX

月曜日, 7月 02, 2007

山の中の宇宙

山を眺めに山に登りました。雲が晴れるのを待っていたら、足元に宇宙が。

White Mountain Heather

Photo information:
Nikon D200+Sigma 18-50mm F2.8 EX DC MACRO