7日間のトレーニング&試験が終わりました。まだ結果は分からないけどざっとやったことを紹介します。
初日は夕方から顔合わせ。ぼくらヤムナスカの日本人ガイド3人のほかにカナダ各地から10人の参加者が集まりました。ガイドの経験のない人からまったくない人まで、みなそれぞれ背景がありそれぞれがまた興味深い。
最初の4日間は主に座学です。装備の確認、フィールドブックの取り方から始まり、ガイドとはなんぞや、クライアントのケア、ナビゲーション、環境への配慮などなど。とりあえず詰め込みです。そして午後はインストラクターがリードする実際の山歩きです。眠くならないので助かりました。
4日目は1日フルにインストラクターと歩き、ハイキングガイドがどの程度の危険なところまでガイドができるのか、というボーダーラインの確認や地形に合わせたペース、などを実際にリードをしながら学びました。
4日目/ キャンモアのシンボル・スリーシスターズの末っ子と次女
そして5日目はヘリハイキングの実習。前日にヘリに乗り降りするときにローターに切り刻まれないよう注意事項を確認し、当日はキャンモアの北にあるエリアまで飛びました。初ヘリでしたが着陸するときの旋回中にやはり酔いました。マシンは苦手です。この日から実際にパーティーをリードして、インストラクターがそれを評価する試験期間が始まりました。着陸地点から約6時間ほど先のピックアップまでオフトレイルを歩く贅沢な試験です。
5日目/ ピックアップにヘリ到着
後の2日間は前日にルートプランを各自で作り、1日フルに使ったハイキングです。3人から4人のチームにイントラが一人つき、各人がリードを交代していきます。そして時々イントラが「今俺たち地図の上でどこにいる?」とか「地図のこの沢までどのくらい?」とか時にかなりトリッキーな質問をしてきます。オフトレイルをルートファインディングしながら歩くのは苦ではないけれど、このあたりになると睡眠不足と疲労の蓄積が気になるところです。しかしこの二日間が山場なので集中力を切らさないように頑張りました。
7日目/ 雪が降りました。これってハイキング? 最終日には筆記テストと面接がありすべての工程が終わりました。だいたいの合否は面接の雰囲気通りという話ですが、どうなることでしょう。結果はあと2,3日で届くはずです。
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Ricoh GR-DIGITAL