木曜日, 6月 28, 2007

小さきものとのうれしき遭遇

 とあるトレイルを歩いていると、やけに艶やかに輝くきのこを発見。名は分からないがとにかく妙に主張の強いきのこである。森に差し込む光を考えてファイ ンダーを覗いてみる。表面に反射する光がもっとほしい、と思い少し回り込んでみる。うむ、なかなか凛々しいじゃないか。いい!これはいい・・・。 そして シャッターを切った。 

Beauty, in a sence

 カナディアンロッキーも次第に夏らしくなってきました。(きのこは全然関係ないですね)

Photo information:
Nikon D200+Sigma 18-50mm F2.8 EX DC MACRO

月曜日, 6月 25, 2007

ACMGデイハイキングガイド試験合格

無事ガイド試験に合格しました。まだまだ始まったばかりでガイドとしてすぐに一人立ちできるわけではないけれど、カナダの国立公園内でデイハイキングのガイドができるようになりました。カナダに来てこのひと月、ひたすら準備に明け暮れましたがやっと仕事にとりかかれます。トレーニングに付き合って貴重なアドバイスをくれた先輩ガイド方、一緒にトレーニングをして試験にのぞんだ同期のRとM(彼らも無事合格しました)、みんなに感謝です。

とあるトレーニングの日 同期新人ガイドのR とM


Photo information:
Nikon D200+Sigma 18-50mm F2.8 EX DC MACRO

月曜日, 6月 18, 2007

ACMGハイキングガイド試験終了

 7日間のトレーニング&試験が終わりました。まだ結果は分からないけどざっとやったことを紹介します。
 初日は夕方から顔合わせ。ぼくらヤムナスカの日本人ガイド3人のほかにカナダ各地から10人の参加者が集まりました。ガイドの経験のない人からまったくない人まで、みなそれぞれ背景がありそれぞれがまた興味深い。
 最初の4日間は主に座学です。装備の確認、フィールドブックの取り方から始まり、ガイドとはなんぞや、クライアントのケア、ナビゲーション、環境への配慮などなど。とりあえず詰め込みです。そして午後はインストラクターがリードする実際の山歩きです。眠くならないので助かりました。
 4日目は1日フルにインストラクターと歩き、ハイキングガイドがどの程度の危険なところまでガイドができるのか、というボーダーラインの確認や地形に合わせたペース、などを実際にリードをしながら学びました。

4日目/ キャンモアのシンボル・スリーシスターズの末っ子と次女

 

そして5日目はヘリハイキングの実習。前日にヘリに乗り降りするときにローターに切り刻まれないよう注意事項を確認し、当日はキャンモアの北にあるエリアまで飛びました。初ヘリでしたが着陸するときの旋回中にやはり酔いました。マシンは苦手です。この日から実際にパーティーをリードして、インストラクターがそれを評価する試験期間が始まりました。着陸地点から約6時間ほど先のピックアップまでオフトレイルを歩く贅沢な試験です。

5日目/ ピックアップにヘリ到着

 後の2日間は前日にルートプランを各自で作り、1日フルに使ったハイキングです。3人から4人のチームにイントラが一人つき、各人がリードを交代していきます。そして時々イントラが「今俺たち地図の上でどこにいる?」とか「地図のこの沢までどのくらい?」とか時にかなりトリッキーな質問をしてきます。オフトレイルをルートファインディングしながら歩くのは苦ではないけれど、このあたりになると睡眠不足と疲労の蓄積が気になるところです。しかしこの二日間が山場なので集中力を切らさないように頑張りました。

7日目/ 雪が降りました。これってハイキング?

 最終日には筆記テストと面接がありすべての工程が終わりました。だいたいの合否は面接の雰囲気通りという話ですが、どうなることでしょう。結果はあと2,3日で届くはずです。
 

Photo information:

Ricoh GR-DIGITAL

金曜日, 6月 08, 2007

準備が終わり

Who's leg ? in CMC Valley

 ここ3週間の間、時間を見つけてはACMGハイキングガイド受験の為にキャンモア周辺の山を歩き回っています。歩きながらのクライアントケアはもちろん、ハイキングガイドでは絶対に行かないような山中でのルートファインディング力も査定されます。試験が行われる地域に精通していると確実にアドバンテージになるので、先輩ガイドから過去に試験が行われた場所などを教えてもらい、シコシコと準備にいそしんできました。 
 しかし、そんな準備期間も終わり、今週末からいよいよ試験がはじまります。やれることはやりました。朝から晩まで一週間という長時間のセッションにどれだけ集中力とモチベーションを持続させられるか、これが問題でしょう。そしてあとはバンフからキャンモアに通うのにぼくのポンコツ車が壊れないことを祈るだけです。
 
 CMC Valleyで見た比較的フレッシュな小鹿の足。
食うか食われるか、という自然界の傍らで行われるガイド試験。くじけそうになったらとりあえず空を見上げよう。食われることに比べれば、ぼくの懸念など一粒の朝露よりもはかない。
 

Photo information:


Who's leg ? in CMC Valley
Nikon D200+Sigma 18-50mm F2.8 EX DC MACRO