火曜日, 10月 23, 2007

日本滞在中

 
 今日は東京から西に約400Km。久しぶりに母とドライブをした。たまにはこういうのも良いです。中央道、富士山西側、東名と走って祖母の家へ。高速沿いからみた緑が目にまぶしかった。カナディアンロッキーにはない濃さに目が回った。そして最後にはきれいな落陽をみました。




土曜日, 10月 20, 2007

抜釘→退院→経過

手術というとなんだか大げさに聞こえますが全然大したことなかったようです。場所とか抜くものの量とかにも寄るけど、今回は踝という一番外側の部分をサポートしていた金属なのでいたって簡単なものでした。抜いたものは下の写真ですが、やはり踝の一番突起した部分に被せておくには大きすぎるような気がしました。硬いブーツを履くと時々痛かったんですよね。これで山での不安要素がひとつなくなりました。

手術自体10数分で終わり、翌日からは多少かばいながらも常人並みに歩けるほど。痛みもほとんどないので入院中は読書や、夏の仕事中に撮影した写真の整理、DVD鑑賞、お見舞いに来てくれた人との共時性から環境問題までカバーする雑多な会話などなど、充実した半軟禁生活でした。見舞ってくれたみっこさん、どうもありがとう。差し入れの大量の銘菓・黒棒、コンスタントに消費してます。

あとはカナダに戻るまで、傷口が開かない程度の筋トレとできたらクライミングに行くつもり。あと温泉に行きたいけど。ちょっと無理かなぁ。


今回抜いたもの Stryker 621176 K04441 (80mm×11mm×2mm)

木曜日, 10月 18, 2007

帰国→抜釘 

限られた帰国期間でちゃんと足首から金属を抜くことができるかひやひやしてましたが、無事抜釘が完了しました。13:30に始まり14:00過ぎに完了。手術自体は10分そこらで終わってしまったとか。福生の目白第二病院というところにお世話になってますが、診察から手術まで二日。入院期間は4泊5日。早い早い。あとは感染症に気をつけつつ傷が治るようにやさしく扱ってあげるだけです。これで間違えなく11月はユタ州にクライミングにいけることでしょう。よかった。
医療用ホッチキスで留められた足首の写真でも載せようかと思ったけど、写真にするとえぐそうなのでやめときます。

土曜日, 10月 13, 2007

車という悩みの種 その一

カナダにおける車というのは、食卓における皿のようなものです。
所有していることが当然のもので、ないとほんとに困るんですね。クライミングに行けないどころか、町中のスーパーに行くのすら困難になってしまいます。だから車のトラブルは生活基盤を揺るがしかねない出来事に発展する可能性がある、とてもこわーいものなのです。

ある秋の日、仕事を終えてクライミングジムに行ってから帰ってみるとルームメイトが”車が大変なことになってるよ!”と言いました。しばらく会社の車を使って仕事をしていたので自分の車は家の近くに路駐されていました。その車が大変なことになっている?! とにかく見に行ってみました。



・・・・・・・ 

えらいことになってました。ボロ車と散々こけにしてきたあまり愛されていない愛車ですが、ここまでくると哀れに思えてきます。運転席側がベコリと陥没し窓が粉々、さらに縁石とつっこんだ車にプレスされて反対側の前輪が変形しています。ガラスがないのでそれをカバーするためにビニールが張られていますが、それがまた悲壮感を漂わせています。車内を覗いてみるとなにやらメモが残されていました。ぶつけた相手が残したメモで ”前の建設現場で働いている者だけど、バックしていたらあなたの車に突っ込んでしまいました。私はかくかくしかじかという者で連絡先はXXXです”と。

うむ、これは助かった。当て逃げされる可能性もあったはず。まずはラッキーだと思おう。

それにしてもなぜこの忙しい時にこうなるのだろうか。あと3日間デイハイクの仕事があり、終わった翌々日には日本帰国するというハードスケジュール。こんな状態で一体どこまで処理できるのだろうか?仕事の疲れと突然降ってきた不幸(もしかしたら幸福か)に頭痛がしてきそうです。

まだ処理は途中だけど、カナダにおける交通事故処理の作法も含め実体験として紹介してゆくのでお楽しみに。