金曜日, 9月 26, 2008

写真日記 0925




今日は半日休み。
ツアーの準備と引越しの準備、移民申請の書類整理を同時にやっている。毎年この時期が忙しいのは、10月からクライミングトリップに出るから。今年はZion National Parkとユタ州Moab周辺へ行く予定。
写真はLake O'haraエリアの小川。冬はすぐそこに来ている。というかもう来てるのかな?
この夏の短さ。ロッククライマーには、時に悲しくなります。もう少し哀愁の秋を楽しみたいのだけれど。

日曜日, 9月 21, 2008

写真日記 0920



深い青の中では
真昼の太陽もまるで
真夜中の満月のようだった

満月の照らす
もう一つの世界が
向こう側にある
そんな気がした


金曜日, 9月 19, 2008

Mt.Yamnuska - Pangolin 5.10b 145m + Smeagol 5.9 105m



Pangolin 1P 核心の薄かぶり レイバックかフィンガージャムで

試験の後にすぐ6日間の仕事があり、やっと休みになった。ちょっとは休もうかと思ったけど天気はいいし、友人のヒロくんがかなりトラッドクライミングをやりたそうにしていたので、重い足腰をあげて、またしてもヤムに行ってきました。

長いルートは体力的にきついのでEast End Areaの短めのルートPangolinとSmeagolを継続することに。嫌になったら一本で帰ってくればいいので気が楽である。


Pangolin 4P 得意の股関節系クライミング

朝7時集合、9時過ぎから登り始めてPangolinを12:30、Smeagolを3:15ぐらいに登り終わった。グレードも長さもどってことないルートだけど、二つともチムニーやオフィズス(石灰岩なんで色々と登りかたはありますが)が出てきて以外に楽しむことができた。もうちょっとで5.13のルートを落としそうなヒロくんが5.8のチムニーが一番難しかった、と感想を漏らしていたのはなかなか面白い。というか、自分としては気持ちが良かったりする。


Pangolin 4P

とりあえずヒロくんもトラッドクライミングの面白みが分かったようで、なかなか良い日だった。しかし、7日間も動き続けているとさすがに身体がだるい。そして明日も早朝からハイキングの仕事である。


トップアウト ちょっと髪が伸びすぎの今日この頃です

火曜日, 9月 16, 2008

ACMG Assistant Rock Guide Exam 結果


COURSE MARK: PASS


Areas to work on: Gain more experience with basic techniques and application before incorporating more sophisticated or improvisational ones. Your confidence and capability as a climber occasionally overrode your awareness of the clients needs especially with respect to coaching.

もっとクライアントの能力とルートの難易度に注意を払え、ということですね。

何はともあれ、良い結果でひと段落つきました。
よかったです。

水曜日, 9月 10, 2008

ACMG Assistant Rock Guide Exam 終了

9日間の試験が終わりました。

6月のトレーニングに参加してから、ずっとどこかで気持ちを占領していた試験が終わり、心身共にほっとしてます。8月は極度の腰痛と首痛と寝込むほどの風邪にやられ、一時は途中でリタイアするのではないかととても不安でした。試験が始まってからも風邪はなかなか良くならず、毎日自分の状態をチェックする起きてからの数秒間は非常に緊張するひと時でした。登っている途中に何回手鼻をしたことか。最初の三日間は頭もぼけっとしたままでとても辛かった。

一緒のチームを組んでいたPierreとBobには色々世話になり、インストラクターの面々はそれぞれが特徴のある人たちでとても面白かった。そんなプロフェッショナルガイドが経験から得てきたテクニックや心構えを学べたのはとても貴重な体験だった。

"Be a good guide"

とてもシンプルな言葉だけど、なんて大変なことなんだろう。それを実感する毎日でした。結果が来るのはしばらく先ですが、合否に関係なく一歩を踏み出せたことは確かなはず。真摯に受け止めて、そこからまた次のステップを踏んでゆければそれでいいのでしょう。

サポートをくれた皆さんに感謝。感謝。

月曜日, 9月 08, 2008

ACMG Assistant Rock Guide Exam



9月7日 雨あがりのYam

試験6日目が終わりました。

二日目からは朝6:30から始まり、今日までせっせと外でロッククライミングをガイドするとは何ぞや、という試験を受けています。最初は細かいレスキューなどをテストされていたけど、この3日間は実際のマルチピッチのルートで試験官をクライアントとして登り、ガイドテクニック、クライアントケア、ハザード認識、チームコントロール、などなどを試されている。
天気予報は毎日いまいちだけど、それでも何とか登れている。しかしながら、今日の午前中は特に寒かった。YamのRed shirts 5.10a 8pitchというルートに行ったのだけど、午前中はずっと霧の中で日が差さず、多分4度ぐらいしかなかったんじゃないだろうか。普通の人ならわざわざ登りに来ない気温ですよ。しかも試験にはうってつけなことに、突然の雷雨がやってきた。自分たちのチームはすでに登り終えて下山中だったけど、他のパーティーはまだルートの終わりの方にいて、無線を通してしばし緊迫した雰囲気が全体に広がっていた。後からそのパーティーのやつに聞いてみたら最初の一発が50mも離れていないところに落ちたとか。いやはや試験とは言え”本気”です。

今のところの自己評価は中の上くらい。明日が登る日としては最後。Passして笑うか、それとも、高い試験料をドブに捨てることになって泣くか。どっちにせよあと一日。気合を入れて頑張ろう。

月曜日, 9月 01, 2008

写真日記 0831



雪が降り、雪が解けた。
8月がそろりそろりと終わり、
短い夏もそろそろと終る。

このひと月は何かがおかしかった。”可笑しかった”と言えるぐらい不可思議だった。人生最悪の腰痛に始まり、首の軽い肉離れ、起き上がることのままならないほどの風邪、などなど。上手く仕事の合間を縫うようにおかしくなってくれたのでよかったが、反対に休みという休みが療養に当てられて、その他のことがままならなかった。しかし、これも”まぁ、のんびり行こうよ”という身体からのメッセージかもしれない。実際、寝込んでみると人にあったり何かをするのが極端におっくうなので、自然と己のことや身体と精神のバランスについて考えたりしている。色々考えてはみるが、やはり身体の調子が精神を大きく左右することは否めない。不調になってみると、身体さえ丈夫ならそれでいいじゃないか、とも思えてくる。身体の調子が良くて、元気に仕事をしていてもそれなりに不満や不安があることを忘れそうになる。贅沢な悩みが人生にはなんと多いことだろう。

忙しいときほど身体は安静と調整を必要としている。ほんの少し、そして出来ることなら毎日、静かに身体と向き合う時間を持ちたいものだ。