金曜日, 11月 30, 2007

キャンモアへ戻る

3週間強のクライミングトリップを終え帰宅しました。

インディアンクリークやラスベガスのことは後々に書くとして、とりあえずラスベガスからの移動のことだけ。
行きはパートナーのO.J.と一緒だったけど彼女はラスベガスから日本へ帰ってしまったので、帰りは独りで運転。一体どれくらいかかるのか心配だったけど、何とか1泊2日でキャンモアまで戻ってきました。それにしても2300kmも延々と北上すると寒くなるもんですね。砂漠地帯から一気に雪景色の風景です。

カナダからアメリカへ行く人の参考になるかと思うので行程を大まかに。。
初日:ラスベガスからモンタナの南の端Dillonという町まで15号線を1000km。約13時間。Salt Lake Cityあたりから北では吹雪いたりしていたので少し時間が掛かりました。やはりこの時期は天気に左右されますね。
二日目:Dillonから延々と15号線をカナダ国境まで北上、そこからレスブリッジとカルガリーを経由してキャンモアへ。距離は1300km。時間は12時間。休憩も国境の審査もカルガリーの渋滞も全部いれて12時間で1300kmとは。走れるもんですね。あとからスピード違反の切符が送られてこないかやや不安です。

雪景色をみていると砂漠の赤い砂と真っ青な空が夢の出来事のようです。そろそろ社会復帰しないと。

日曜日, 11月 11, 2007

ユタ州から報告

ども、久しぶりの更新です。

日本に一時帰国し、右足首に埋められた金属の抜釘をし、カナダへの飛行機に乗るその日に抜糸を済ませました。夏の名残り濃い東京から吹雪のカルガリーへ着くなり、今度はすぐにアメリカへのクライミングトリップへと出発です。南へ南へと約3000Km移動し、現在はユタ州モアブにいます。

モアブといえば美しい砂岩に刻まれた、類まれな、しかしここには無数にあるパラレルなクラック群(クライマー以外はそんなこと思わないと思いますが…)。インディアンクリークでのクライミングも一週間が過ぎ、少しづつグレードもあがり、それとともにからだのあちこちが痛くなってきています。手のでかい自分には厳しかったThin Handのテストピース、5.11-のScarface(5便出してやっとR.P.)、出だしからいきなり水平ハングを越えてゆく5.11bのTwitch!(会心のO.S.!)などなど、今回もいろいろと想い出深いクラックに出会えています。

あと数日インディアンクリークで登りこんだら、次はMoab周辺の岩塔を数本登り、そして今回最後の地Las Vegas近郊のRed Rocksへ移動します。そこではとにかく長いルートを登り続けるつもりですが、どうなるでしょうか。今回初めてインディアンクリークでクラッククライミングを始めたパートナー(何たる幸せ者!)の上達具合と、僕がどれだけリードし続けられるかが鍵になりそうです。

とにかく食べることと登ること、そして眠ることだけを考えている今日この頃です。クライミングトリップをしないクライミングとは何ともったいないとこか、それを日々実感しています。