火曜日, 6月 17, 2008

ACMG Guide Traing Rock ends

ハァ~。やっと終わりました。アシスタントロックガイド試験の為のプレトレーニングコース。前半はどんどん知識とハードスキルを詰め込まれ、しかも雨・雪・雹にたたられしんどかった。後半は天気もよくなり詰め込んだものを実践するステージ。これは面白くて楽だった。


Yamnuska Bluffでのレスキュープラクティス

大昔、クライミングを始めるときに一度だけICIのロッククライミング講習会に参加したのが唯一のクライミング講習会。それ以来は仲間や本から得た知識と経験からクライミングを覚えていったけれど、やはりオフィシャルにトレーニングされたインストラクターから、長い年月をかけて洗練されて組み立てられた技術を習うというのは、予想以上に素晴らしいものだった。クライミングのセイフティーシステムは隙があってはいけないし、かといって複雑すぎてもいけない、道具も最小限でないとならない等々の制約があるし、その技術はテストされていないといけない。コースはそれなりに高いし、これからまた試験の為に身銭を削ると思うとやや懐の寒い思いはするけれど、それに見合う内容だったと思う。

細かい技術については書かないけど、一番大きなテーマで一番難しいものは、

レクリエーショナルクライマーからガイドクライマーへの転換

という部分。

これは技術の問題でもあるし、意識の問題でもある。自分のための登攀には必要ないことかもしれないけれど、それでも自分がガイドである、と思って登るときに自分やパートナーの安全面は飛躍的に向上する。仕事のためだけではなくて自分のクライミングにも明らかに良い影響を及ぼすものだと思う。

  
University of Calgaryのクライミングジムでの講習

これは人並み以上に岩場や山で過ごす時間が長いガイド自身が長生きするためでもあるんだけどね。ぼくもFred Becky並みに80越えても山をふらふらしていたいので。


Yamnuskaの壁の中からカルガリー方面を望む

今年の夏は秋の試験に向けての特訓に時間を割かねばならないくなりそう。キャンモア周辺でも登っておいたほうがいいルートが10以上あるし、他にも登りたい山はたくさん。そして今年は責任の増したハイキングガイドの仕事もたくさんある。いつものことだけど忙しい夏になりそうです。


時にはクライアントになり壁から下ろされたり…


火曜日, 6月 10, 2008

ACMG Guide Traing Rock starts

6月はトレーニングの季節です。

Assistant Rock Guideの試験を受けるのに必須であるトレーニングコースが始まりました。実は小心者で始めてのことに対してはかなり怯える傾向のある自分です。なので、何事も始まるまではそわそわどきどきし過ぎてはたから見るとかなり面白いらしい。とりあえず今日コースが始まり、インストラクターや他の生徒と顔を合わし、雰囲気がある程度分かるとだいぶ気分が楽になりました。
朝7時から始まり、夕食のための時間を挟んで、夜のセッションが終わるのが20時半頃。こんな生活が一週間続きます。天気予報はあと3日間の雨を予想していますが、めげずに頑張ります。こういう正規トレーニングというものを受けるのは初めてなので基本的には楽しめるはず。

写真はトレーニング最後の方で使われる予定のMt.Yamnuska。今日はふもとの小さい岩場でプロテクションやらアンカーやらRope Configulationやらをやりました。そして雨でずぶ濡れ。今夜は早く寝よう。




土曜日, 6月 07, 2008

The main objective of this summer

天気の悪い日が続いています。

Lake Louiseへクライミングへ行くも、車で走っているうちに雨が降り始める。仕方ないのでツアーで行くトレイルの下見。しかし、本当の目的は今年の目標の一つである壁を見に行くこと。Moraine Lakeから徒歩1時間弱で目標の壁の下へ。




Mt. Babel East Face IV 5.10 A1

うーむ、でかい、そして威圧的。
まだまだか下降路に雪があるので、7月下旬あたりが丁度良いだろうか。