日曜日, 11月 11, 2007

ユタ州から報告

ども、久しぶりの更新です。

日本に一時帰国し、右足首に埋められた金属の抜釘をし、カナダへの飛行機に乗るその日に抜糸を済ませました。夏の名残り濃い東京から吹雪のカルガリーへ着くなり、今度はすぐにアメリカへのクライミングトリップへと出発です。南へ南へと約3000Km移動し、現在はユタ州モアブにいます。

モアブといえば美しい砂岩に刻まれた、類まれな、しかしここには無数にあるパラレルなクラック群(クライマー以外はそんなこと思わないと思いますが…)。インディアンクリークでのクライミングも一週間が過ぎ、少しづつグレードもあがり、それとともにからだのあちこちが痛くなってきています。手のでかい自分には厳しかったThin Handのテストピース、5.11-のScarface(5便出してやっとR.P.)、出だしからいきなり水平ハングを越えてゆく5.11bのTwitch!(会心のO.S.!)などなど、今回もいろいろと想い出深いクラックに出会えています。

あと数日インディアンクリークで登りこんだら、次はMoab周辺の岩塔を数本登り、そして今回最後の地Las Vegas近郊のRed Rocksへ移動します。そこではとにかく長いルートを登り続けるつもりですが、どうなるでしょうか。今回初めてインディアンクリークでクラッククライミングを始めたパートナー(何たる幸せ者!)の上達具合と、僕がどれだけリードし続けられるかが鍵になりそうです。

とにかく食べることと登ること、そして眠ることだけを考えている今日この頃です。クライミングトリップをしないクライミングとは何ともったいないとこか、それを日々実感しています。

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