△South Burstall Pass を越えるとSir Douglasが見えた
カナナスキスという場所は懐が深い。半日かけて山の麓へ行き、そこで一泊。半日歩いただけですさまじくヒト気のない空間が延々と続いていた。カナディアンロッキーという場所はなぜか大陸分水嶺の東側(アルバータ州側)は結構道路が通っているのだけど、西側(ブリテッィシュコロンビア州側)へ出ると極端にヒトの気配がなくなり本物のウィルダネスが広がる。サーダグラスという山の周囲もまったく同じで西側まで半日かけてアプローチするととたんにウィルダネス感がびんびんと伝わってきた。
ルートは北西壁と呼ばれるけどあまり壁っぽくはなく、ひたすら良いコンディションの雪壁(ロッキーではあまりないけど)を弱点を探しながら登ってゆくという単調な内容。しかし広大な山々を背にぐいぐいと登るのは爽快。下りは似たようなやや傾斜のない雪壁をひたすらクライムダウン。ガスに巻かれて気づくと隣の氷河の真上に出ていて焦ったけどそれもまた愛嬌。



△頂上から西側のHaig氷河を見下ろす
パートナーは前日の犬の散歩と睡眠不足で体調不良なヒロ。自分も病み上がり+歯痛なのでお互い丁度良いペース。最初は一日で行ってこようかと考えていたけど今回は一泊して程よい行程になりました。
冬クライミングの朝に見る風景には度々驚かされるけど、今回の朝焼けとアシニボインは特に素晴らしかった。一年に何度も見ることのできる光景ではないと思ったのでしばしクライミングを忘れて見とれていました。風景はどうでも良いというハードコアクライマーもいるけど、自分にとってはこれもまたクライミングの一部。山って素晴らしい。

△クライミング前の静かなひと時
アシニボインが見事に焼けた
10/22 South Burstall Pass Parking - Bivy site below the Moraine 5:00
10/23 Bivy site - Summit - Bivy site 8:30
Bivy site - South Burstall Pass - Parking 4:00