日曜日, 8月 24, 2008

Mt.Yamnuska - Forbidden Corner 5.9 310m


露出感抜群!の9ピッチ目

腰痛が治ってきたと思ったら今度は首が痛い今日この頃、またまた試験対策のためヤムへ行って来ました。今回は1964年初登のルート、Forbidden Corner。グレードは5.9ですが、上部の露出感たるやかなりのものがあります。初登時、上部の複雑なルートファインディングを要する部分ではピトンからピトンの距離が平均12mものどランナウトだったとか。しかも当時のアルパインクライミンググレードの上限近くのクライミング。頭が下がります。今ではボルトが追加され比較的安全に登ることができます。

パートナーはGuide Trainig Rockを6月に一緒に受けたPierre。お互い夏は仕事であまり登れなかったので、彼もまた試験前の追い込み中。もともとは大学でオペラ歌手の勉強をしていたという変り種。

今回もルートプラン形式で。

Route Plan: Mt.Yamnuska -Forbidden Corner 5.9 310m 10P

Timing: 10ピッチルートで予想されるクライミングの時間は6-8時間、アプローチに1時間強、ルート終了点からパーキングまでは1時間。真夏は午後からの夕立の可能性が高いボウバレーなので早朝スタートが良い。なのでパーキング着は3時ぐらいが良いでしょう。

Escape Route: 5ピッチ目で"Forbidden Corner"(下部の凹角)がを抜けるまでは、各終了点からラッペルが可能。6ピッチ目以降はラッペルが困難なのでルートを登りきるのが良い。

Option: ヤムナスカの西パートにはいくつかの短いルートがあり、天候や時間によっては選択肢になる。例えばWindy Slab, King's Chimneyなど。最寄のKid Goat, Nanny Goatにも多数の短いルートがあるのでこれも選択可。例えばTwilight Zone, Kyhole Route, Deception Route。

Equipment: ストッパー 1セット、キャメロット (0.5―3.5) 1セット、エイリアン(緑―赤) 1セット、スリング シングル8、ダブル3、ラッペル用にQuick Link を2個 
その他はレインジャケット。

Route Description:
Approach
キャ ンモアから1Aを東へ。1Xとのジャンクションからさらに2㎞。Yamnuskaの標識に従って左折すると駐車場へ。駐車場奥のトレイルヘッドから Yamnuska Ridge Trailを約1Km ほど登るとクライマーズトレイルとのジャンクションへ。左のトレイルを行き壁の真ん中へ向けて左上してゆく。途中斜面をトラバースするトレイルとさらに左 上してゆくトレイルがあるので、右の左上してゆくトレイルを行く。やがてトレイルがヤムナスカの壁に当るので、壁沿いを東へ200mほど行くと高さのない幅広なバットレスがあるので、その東側の凹角からスタート。

Descent
ルート終了点から踏みあとを拾いながら東へ。高度を下げながらヤムナスカの壁の東の端Ravan's Endを目指す。そこからはYamnuska Ridge Trailを下る。取り付きに戻る場合は壁の下についているクライマーズトレイルへ。ラッペルで降りるときは終了点から東へ50mほど東に行った辺りからDreambedをラッペルすることができる。

1P 30m 5.6 凹角、もしくはそれより右の簡単なフェースを登りレッジへ。そのまま凹角を登りボルトのあるレッジへ

2P 25m 5.8 ビレイ点から5m左へ進み、そこからフェースを少々ランナウトしながら直上。黄色い壁の下を右へトラバース気味に登り、大きなコーナー"Forbidden Corner"の基部へ入る。しばらく登りコーナー右のレッジでビレイ。


2P ここからややランナウト気味なフェース

3P 30m 5.8 コーナーを直上。コーナークラックが難しくなったところは左のフェースを使って登る。最初のボルトの打ってあるレッジはパスし、ピトンがいくつも打ってあるコーナー左のレッジでビレイ。


3P “Forbidden Corner”

4P 30m 5.8+ コーナーをピトンまで3m登り、そこから右のフェースへ露出感のあるトラバース。フレークを登り、さらに右上へトラバースし左上する簡単なレッジへ。レッジに沿って登りコーナーへ戻る。

5P 35m 5.8 コーナークラックを直上。小さいルーフを二つ越えたところから左へピトンのあるフレーク目指してトラバース。フレークを登り、さらにアレートまでトラバースしリングボルトにクリップ。右上しコーナーを戻ったらコーナーを直上しボルトのあるレッジへ。途中で右へ出たほうが簡単かもしれない。


5P オリジナルルートは細かいルートファインディングが必要

6P 35m ビレイレッジを左へトラバースし、大きなピナクルの下を露出感のあるトラバース。トラバース後短いチムニーを直上し左のレッジでビレイ。

7P 35m レッジを左の端からチムニーへ入り込み左へ続くルーフまで登る。ルーフの下でプロテクションを取りながら15mほど左へ5mぐらいのコーナーまでトラバース。コーナーを直上し左のレッジでビレイ。

8P 20m 5.7 ビレイからコーナーに沿って5mほど登り、オーバーハングに着いたら右のフェースへトラバース。フェースのフレークについたらそれを登り、さらに細かいフェースを3m登る。そこからフットホールドを拾いながら右へ7mトラバースしボルトのあるレッジでビレイ。


9-1P 30m 5.7 ビレイから右へ。少しクライムダウンしピナクルへトラバース。ピナクルを頂点まで登り反対側をクライムダウン。露出間抜群のフェースにトラバースし、細かいホールドを拾いながらやや右上へ登り右上の大きなレッジへ。


9-2P 25m 左へ水平トラバースを約25m。右上するコーナーの下にある良いレッジでビレイ。


9P 長いトラバース

10P 25m 5.7 コーナーを登ってトップアウト。


10P 快適なコーナー

下りはイレギュラーだけどDreambedというモダンなルートをラッペルしました。ラッペル中にRed Shirtsというルートを登っていたPeter(この人も今回一緒にExamを受ける仲間)と合流し一緒に降りてきました。街角で会うように壁の中で会いました。Dreambedはフェースのルートなので下降に最適でした。

トレイルヘッド 9:00
取り付き 10:20
トップアウト 16:40
トレイルヘッド 19:00

2 件のコメント:

Yukon Jack さんのコメント...

支店長っす、ピエールは本当にいいやつだからねー、クライミング中の口笛がすごくうまいので、さすがオペラ歌手って感じ、、、アメリカンルーツミュージックも結構詳しいですよ、、、余談ですが、、、

Jiro さんのコメント...

支店長、おつかれっす。もと美大生ともとオペラ学生のもとアート系クライミングパーティーでした。ピエールってほんとナイスガイだね。