日曜日, 2月 14, 2010

2/11 Sorcerer-Hydrophobia Linkup

▽左)The Sorcerer 右)Hydrophobia
 キャンモアの北東、ゴーストエリアの超クラシックルート“The Sorcerer 210m WI5”と“Hydrophobia 150m WI5+”のリンクアップに挑戦してきました。今回のルートはアシスタントロックの試験で一緒だった、今ではあっという間にアシスタントアルパインガイドになりばりばり仕事しているKris(クリスのブログ)。そしてジャンボとワシントン州から来ているRobが組んで同じリンクアップを逆から登ることになりました。

 このリンクアップの最大の核心は車での走行。1時間半普通の道を走った後さらに1時間半林道および凍った川、凍った沼地、荒れた雪道を走りました。Krisが最近買った4×4が大活躍しHydrophobiaの見える場所まで辿り着くことができた。よかったよかった。

▽Waiparous周辺の地図
自分たちは時計回り、ジャンボ&Robは反時計回り

 そして8:15に二パーティーに分かれてスタート。自分&KrisはThe Sorcererから、ジャンボ&RobはHydroへ。第二の核心はThe Sorcererまでのハイクイン。すぐに踏み跡がなくなったので渡渉したり薮こぎしたりしながら歩きます。いくつかあるふみ跡に惑わされ迷いながら約2時間でThe Sorcererに到着。すぐにクライミング開始。

▽3ピッチ目 おーなかなかの高度感
 ▽雪庇をかわしてゆくKris
 下部は簡単なWI3-4の氷。かなり登られた跡(アイスアックスの穴)がそこらじゅうにありかなり簡単。上部のWI5の部分もアックスを打ち込まなくてもすでに穴が開いているので高度感と斜度を楽しみながら駆け上がるように登ることができました。最後に雪庇を交わしながらスラブに乗った不安定な雪を登るのが核心でした。雪庇の後は岩にボルトがありそこからビレイ。これは便利。12:40に終了。

▽左にDevils Head 右下にちらりとHydroの上部が見える
 ちょっと食べて飲んだあとはHydrophobiaの終了点まで歩く。丘を越えるとカルガリーからバンフ方面へドライブしているときに見えるDevils Headがすぐそこに。そしてHydroを登りSorcererへ向かうジャンボとRobも見えました。特にトリッキーな箇所もなくすんなりとHydroへ到着。傾斜のない氷を2回懸垂下降するとすでにセットされているアバラコフに到着。そこから3回の長い懸垂下降でルート取り付きへ。降りながら氷を見ると乾いているし、かなりのグッドコンディション。これは楽しくなりそうだ。

▽1ピッチ目のKris、そして最後のピッチをリードする自分
  背後にはCryophobiaというミックスクライミングルート 
 15:00からクライミング開始。自分が最初のWI3とWI4部分を同時登攀も交えて70m。そして傾斜の上がってきたWI5のピッチをKris。登られていないラインを登ったので氷が本当に美しい。透明感があり、気温が高いおかげでピックの吸い付きも良い。信用できる氷なのでスピードも上がり傾斜あってもクライミングがとても楽しい。最後のWI5の40mを自分が登りクライミング終了。17:30に下降も終わりあとは車まで戻るだけ。

 Hydroから車までは30分ぐらいの歩き。ありがたいことにSorcererと比べるとかなりお気楽なトレイルだった。ジャンボとRobはきっとSorcererからのハイクアウトで苦労しているだろう、と思っていたら車の手前5分のところで森をぐるぐる回っていたジャンボとRobにばったり遭遇。結構迷っていた様子。まったく同時刻に車に到着でした。本日の行動時間は約10時間。クライミング良し、歩き良し、気温良し、車の走行良しと出来過ぎた一日でした。
 

6 件のコメント:

kenjiri さんのコメント...

京都の小阪というもんです。
このカナダの地形図、メートル表示ですか?
どっかweb上からとって来れるんですか?

Jiro さんのコメント...

小阪さん
http://atlas.nrcan.gc.ca/site/english/maps/topo/map
このガバメントがやっているウェブサイトで見ることができます。表示はメートルでほぼカナダ全域を見ることができます。バフィンアイランドも見ることができますね。

kenjiri さんのコメント...

ありがとうございます。
ブログいつもみてます。
近いうちにアイスしに行きたいもんです。

ガイドブックはどんなんがあるんですか。

Yukon Jack さんのコメント...

毎度、登ってますね。
俺も昔ゴーストいったよー。グレード3しか登れねーけど・・・・

しかし、ここは、アプローチ、山、自然、なんか、ユーコンっぽいね。
アンタッチドな雰囲気が、、、

YUKONもとうとうアイスクライミングのガイドブックが出たよ。
まぁー、治郎がわざわざ来て登るほどでもないけど、アプローチ長め、、、、グレードは3が多いかな?俺にはちょうどいいので、スキーばっかやってないで、ちょっとアイスも復活しようかな?怖いけど・・・

なんとガイドブックのアドに私も山スキー屋の広告で載ってます。ひっひっひぃ~

ということで、着実にアウトドアコミュニティーに自分自浸透させておりますので、来たときにはいろんな人紹介できるようになってます。後は仕事を準備するだけだな。

Jiro さんのコメント...

そういえばどっかで見たよ、ユーコンのアイスクライミング本。おお!って感じでぱらぱら見たけどアプローチ遠い感じだったような。どこで見たっけなぁ。忘れてしまった。

なんか今年の春あたりスキートラバースでもしにユーコン行きたくなっている今日この頃。そっちの代表的な一週間ぐらいのトラバースないですかね?滑りより歩きが好きなんで平らな氷原も全然OK。

Yukon Jack さんのコメント...

Jiro

やっぱ、こっちのクラシックはAtlin → Juneau だろうね。俺もやりたいけど、来年かな~? ちなみにフライアウトなどのオーガナイズが必要になってくるので、結構、大がかりだよ。

クルアニもいいかもね。未開地でまだ開拓されていないところがたくさんあるはずです。
ガイドブックとかねーのが、大変なところであり、面白いところだね。

こっちもものすごく暖かいよ。日中プラスの気温になること多々あり、しかもそれが1週間以上続いているよ。北緯60度とは思えないね。