金曜日, 2月 19, 2010

2/16 BC Ski "Mt.Niblock 2976m"

▽立派な岩壁 ここに氷瀑が無数にあったらなぁ
 センチネルパス越えのルートですっかり消耗してしまったが、その帰りの車の中でガイド仲間のヒロと翌日のバックカントリースキーの打ち合わせ。さっきまで疲労困憊していたはずの妻O.J.も参戦表明をし(さっきまでつらくて泣いていたのに!?)、三人でレイクルイーズエリアのMt.Niblockへスキーアッセントすることになりました。家に帰るとすでに22時過ぎ。さくっと食べてさっさと寝て、翌朝は6時半集合で出発。
▽本日の仲間O.J.とヒロ 大陸分水嶺の前にて
 山頂までの標高差は約1400m、移動距離は14km。最初は線路沿いのクロカンコースを3km。大陸分水嶺からその名もDivide Creek沿いに森林へ突入。ルートは非常に分かりやすく、しかも行ってみるとしっかりとトレースが付いていたのでまったく問題なし。足はだるいが快調に高度を稼ぎ駐車場から約6時間でMt.NiblockとMt.Whyteのコルへ到着しました。コルから手前の標高差500mはモレーンを縫い少しだけ氷河を歩く。このセクションで疲れの残るO.J.がやや辛そうだったけどヒロの上手いペース配分で登りきりました。
▽モレーンを縫って氷河へ
▽コル手前 ガスってきてしまった
朝、青空が見えていた天気は11時ぐらいから下降線を辿り、コルに到着するときにはやや強い風と高曇りになっていました。O.J.はコルで待機しヒロと自分は頂上を往復。頂上ブロックは簡単なスクランブルとちょっとしたルートファインディングが必要。若干雲が掛かっているけど綺麗な景色でした。
▽コルから頂上へ
▽風が強いのでさっさと下ります
 コルから下降開始。雪の量は問題ないので登ってきたルート沿いを滑る。時々深く柔らかい雪があり楽しむことが出来た。樹林帯に入ったあとは幅に余裕のあるクリークを下る。かなり滑られているのでスキー場のコブ斜面を不規則にした感じ。怖いところはあるが楽しみながら下ることができました。そしてクロカンコースを3km戻り終了。今日は二日目だけど余裕のあったO.J.。次は少しレベルアップしてテントを担いでマルチデイBCスキーにでも行ってみようか。
▽快適な下り 雪は良かったり悪かったり
▽ミックスクライミング向きな壁を発見!
スキーは色々な場所の偵察も兼ねているのでこういう発見はうれしい
それにしても下りがほとんど滑りというのは楽で良い。昨日とは対照的な山行でした。時間は登り6時間、
下り2時間半。

0 件のコメント: