金曜日, 2月 12, 2010

2/8 Call of the Curtain 敗退

▽Curtain Callの氷瀑
 Polar Circusというカナディアンロッキーを代表する長いアイスクライミングルートを目指しました。朝5時半に出発し車で走ること2時間と少し。やっと駐車場に到着するとそこにはすでに車が二台。一台は空、もう一台ではクライミングの準備中。さすがアプローチが近く見栄えのするルート。2パーティーの下を登るのは危険なので、プラン変更して“Call of the Curtain M7 WI6 120m”へ向かいました。ありがたいことにこちらのルートに先行パーティーはおらず、40分ほどのアプローチを経てクライミング開始。核心の岩のルーフから氷のルーフを越えるピッチはジャンボの担当となったので、その前の氷のピッチを自分がリード。
▽核心ピッチのビレイ点 かなりの高度感
▽トラバースをしてから目の前の氷のルーフを越えるのだが…
 形状が複雑で場合によってはWI6にもなりえるような気がするけど、本日のコンディションではかなり簡単。3Dなクライミングを楽しんで核心ピッチへ。大きく張り出したルーフの下を5,6メートル狭いムーブでトラバース、そしていよいよ氷のルーフへ。しかし氷のルーフは綺麗に氷柱が落ちているためまったく足に使える部分がない。しかも発達が良く薄いところでも2メートルは幅がある。この部分はかなりランナウトになるためもし落ちると手前の今にも落ちそうな巨大つららに激突し、それも一緒に崩壊する可能性大。かなり迷った末ジャンボの決断でリスクは犯さずにそこら敗退しました。一瞬自分もトライしてみようかと思ったけど、あまりの高度感と落ちそうな巨大つららが恐ろしいので辞めておきました。

▽ ?

 とても穏やかな天気で山々が美しい。時間も沢山あるのでのんびりとドライブしながら帰途に着きました。まぁたまにはこんな日もあるってもんです。それにして前日にクライミングジムで痛めた右肩が痛い。あのピッチをトライしないで良かった。

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