木曜日, 1月 25, 2007

北海道・時計まわり 1

まず自転車について。
車輪が二つというところがとてもいいと思う。なぜなら不安定で漕いでいないと倒れてしまうから。倒れるのっていうのはあまり面白くない。足をついて倒れるのを止めるだろうけど、それもまた面白いものではない。みんな交差点の信号待ちで片足をガードレールに乗せて、青信号になるまでバランスを保った経験があるでしょう。自転車には一度漕ぎ出すと延々と漕ぎたくさせるフェロモンを出す力があるようです。異論は沢山あるでしょう。でも少なくとも僕はそんなフェロモンにすぐにやられてしまう輩なのです。車相手に3回事故を起こし、内一回は顔の半分がぼろぼろのボコボコになるような事故で、記憶もぶっ飛んでしまいなぜ自分の顔がぐちゃぐちゃなのかすら分からないぐらい。でも自転車は辞められない。なぜならあんなにエクセレントでエレガントな乗り物って他にないから。

2005年の9月にいびつな形ながら北海道をぐるりと巡ってきました。旅、というよりは自分と景色、自転車と道の傾斜のひと月に渡る四者面談のような時間でした。ゆっくりと思い出しながら書いてみようと思います。

Hokkaido Clockwise /Pentax istDS DA40mm Limited/

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ママちゃりこいでいます。
23.5インチ、オートライト付き、3段ギア付き。それでも荷物しょって駅までの登り坂をこぐのはつらい。雨ふれば濡れるし。荷物いっぱい乗らないし。いたずらされるし。どこがエレガントなの!?

Jiro さんのコメント...

ガソリン使わずに歩く速度よりも遥かに速く駅に行けるなんてものすごくエレガントじゃないですか。脂肪(おっと失礼、)燃やしてエレガンスに磨きをかけているじゃないですか。昔の話ですが八王子から河口湖、富士宮、御殿場、山中湖、道志、相模湖、八王子と一日で富士山をぐるりと一周してきました。人力でこれだけ移動できるなんてまさにエクセレント!もっと自転車に乗りましょう。