日曜日, 1月 14, 2007

Still Life 1

Still Life 1/Pentax istDS DA18-55mm/

モノを撮るのは独特の楽しみがあります。学生の頃、アルバイトで物撮りのアシスタントをしていた頃がありました。僕のついていた師匠は自家スタジオを持っていて、時間を気にしないでじっくりとブツを撮影していました。お昼は外にテーブルを持ち出してゆっくり昼食を取り、暗くなるころに仕上げて終了。おもしろい仕事でした。その後師匠は実業家として別分野で活躍されています。僕も別分野に漕ぎ出すところです。あの頃頑張って仕事を丸々引き継いでしまえばよかったかなぁ、なんて思うこともしばしば。置かれている状況がいかに恵まれていたか、ということは後にならないと分かってこないものなのでしょう。きっと今も何かに恵まれているはずだけれど、それがイマイチ見えてこない。感謝とかそういう気持ちと深く繋がっているテーマですね。

Still Lifeに話は戻りますが、撮られたモノが素晴らしく見える写真に置いては、何が写っているというのはあまり関係ない気がします。ただ写し撮られた物体が元々の名を失ってただそこにある、これが僕にとっての優れた静物《Still Life》です。でも広告用にそんな写真撮ったら即クビでしょうね。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

白黒の写真っていいですね。
私は写真はまったく素人ですが、自分がカメラをもった時は人物のポートレートを撮るのが好き。人間の顔って興味が尽きないです。

Jiro さんのコメント...

climbingroseさん、
いらっしゃいまし。あなたが第一号ですよ。しばらく暇なのでマメに更新してゆきたいものですが、どうなることやら。僕も人を撮るのが一番好きですよ。でも気合入れすぎてしまい疲れるので下手なのかもしれませんね。でもやはり人を撮るほうが好きなのです。