月曜日, 7月 26, 2010

7/25 Record Breaking

久しぶりに休めました。数えてみると連続勤務34日間の記録達成。まー褒められたもんじゃないですが我ながらよくやったなと思います。さてまた仕事に戻っていますが8月に入ったらクライミングのために休暇です。このまま好天が続きますように。


関係ないですが、今年もたくさん行かせてもらったアシニボインでのひとこま。滞在日数が長くなるほどこのエリアやロッジ、ロッジの人々への愛着が大きくなってゆきます。とても良いところですよ。

水曜日, 7月 14, 2010

7/13 夏

 怒涛の夏シーズンが息つく暇もなく過ぎてゆきます。腿は太くなるも前腕がかわいそうなぐらいに細くなってしまったクライマー失格な自分。いつまで経っても仕事とクライミングの両立は難しいものです。でもバックカントリーに滞在しながらハイキングガイドの仕事をしていると時々贅沢な仕事だなぁと思う瞬間があります。山が素晴らしい風景やどきっとするような光を見せてくれる瞬間。なんともいえなく爽やかな風が吹き抜けてゆく瞬間。そんな瞬間があるから山とともにあって良かったと思うのです。


あともう少しでひと月ぶりの休日。

火曜日, 6月 08, 2010

6/7 Ha Ling Peak "Sysphus Summit 5.10d, 500m"

アプローチから見るHa Ling Peakと最初のピッチを登るNB

キャンモアの街からよく見える岩山 Ha Ling Peak。その壁にあるスポーツルート(すべてのプロテクションがボルト整備されているルート)を登ってきました。持ち物はクイックドローが24本、60mのシングルロープ。ルートは25m間隔でアンカーがあるけど基本は2ピッチつなげて登る。そうすると大体11ピッチぐらいになります。パートナーは最近カルガリーからキャンモアへ越してきたNBくん。同じぐらいのグレードを登るけどお互いあまりスラブを登っていないのでなかなかスパイシーで面白いクライミングでした。ルートは大きく分けて10c-10dが続く前半と5,9が続く後半。10dのスラブはそれなりに難しく、やはりスラブをやらないといけないなぁと思わされました。
▽キャンモアの街と壁の位置関係はこんな感じ
アプローチ1時間弱
クライミングの所用時間は8時間
トレイルを歩いて下りパーキングまでは1時間弱でした。



月曜日, 5月 31, 2010

5/27 Very very short stay in Vancouver


ガイドのお仕事ではなく、5日間の写真のお仕事の最終日にヴァンクーバーに23時間滞在してきました。通り過ぎることを除けばかなり久しぶりのヴァンクーバー。昔、西海岸をうろうろしていたときの常宿としていた安ホテルはすでにもうなくなっており、時の経過を感じます。少なくとも何か西海岸らしいものでも食べて帰ろうと思っていましたが、あまりにも時間がなく(気力も全然なく・・・)、結局食べたのはマクドナルド、ティムホートン、マクドナルドと散々な結果。帰ったらそのままバンフへ行きクライミングジムで働くというおまけ付き。働き者な一週間でした。ぼちぼち夏シーズン開始です。

火曜日, 5月 18, 2010

5/17 Yam ”The Bowl 5.10b/c 215m"

 今年の初ヤム。パートナーは今回より強制的にトラッドマルチピッチクライミングでリードデビューのリョーaka Mellow Life。The Bowlはヤムナスカの岩壁の右側のボウル状に丸く囲まれた部分を弱点を突きながら登る好ルート。核心部分にあたるピッチではややワイドなクラックで奮闘的なクライミングが楽しめました。久しぶりにジャミングやらアームバーやらを繰り出したけど、石灰岩のワイドクラックってやつは花崗岩と違って痛いですね。服の袖がぼろくなりました。
 写真の通り天気は上々。薄く雲が出ていたので暑すぎず寒すぎず。こんな時期ですが真南向きなのでピーカンになると壁からの照り返しきつく暑すぎです。

 壁から降りてくるとちょっと通り雨。アスペンの新緑がとてもきれいです。

日曜日, 5月 16, 2010

Mt.Logan南壁陥落!

 こないだキャンモアを去り北上したジャンボ、岡田さんがやってくれました。マウント・ローガンの南壁初登。高度順応にどこを使うのかなぁと思っていたけど、まさかイーストリッジまで行くとは。これまでとは別格だった模様。ほんと無事に帰ってきてくれてよかった。とりあえずCLIMBING誌の速報ページに掲載されてます。おめでとー!

南壁周辺とイーストリッジのマップ
とにかく巨大な南壁

金曜日, 5月 14, 2010

5/13 Osprey "Mutant 38" インプレッション

 やっと新しいバックパックを買いました。最後にバックパックを買ったのは確か2002年のシャモニではなかろうか。そのバックパック(The North Face “Guide 45”)もまだ使えるけどあちこち壊れ、匂いも微妙で、ずっと(かれこれ8年)容量的に足りないな~と思いながらクライミング、ハイキング、旅と何にでも使ってきました。しかし、今日からこのMutantが相棒です。果たして8年ぐらい奉仕してくれるでしょうか。

 まずはファースト・インプレッション。はっきり言って38Lじゃないですね。サイズLを買ったのでそれよりは大きいはずだけど、かなりモノは入りそうです。しかも蓋部分が上に伸びるので50Lぐらいは行けそう。小屋泊の山行、冬のクライミング(アックス×2、クランポン、ロープ、防寒着…)、スキーツーリング(スキーホルダー、ショベルポケットはないけど)にも対応できる大きさと見ました。はっきり言って何にでも使えそう。背負い心地はさすがオスプレー、なかなか良いです。自分(身長181cm)はオスプレーのサイズチャートを見るとMとLの中間のL寄り、という微妙なところですがこれはLサイズでOKでした。荷物が軽いとほんの少しだけショルダーストラップと肩の間に隙間がありますが、荷物が重くなるほどフィットしてくるようです。

 しかし気に入らない所もあります。まず雨蓋のトップポケット。容量はそこそこありますが入り口が小さ過ぎ。グローブしてモノの出し入れが難しそうです。あとショルダーストラップにカメラやらをぶら下げる人は注意。引っ掛ける部分が二箇所あるけど、丁度良い高さの方がハイドレーション用でゴムです。高い位置の方はしっかしとしたナイロンですがやや高すぎ。何で下のほうもゴムとナイロンにしてくれなかったのかなぁ。残念。

 とは言えバックパックてなかなか壊れないから新しいのを買う機会ってあまりないので単純に新しいのは嬉しい。古いのは妻にあげようかな。臭くて申し訳ないけどまだまだ使えるし。

Photos of "Undertow"

 Krisが写真を送ってくれた。
▽快晴の中のアプローチ 5月の太陽は暑い!
▽3ピッチ目 このあたりから傾斜が強くなり…
▽5ピッチ目が核心
▽最後のセラックから垂れ下がった氷
パンプしすぎてロープにぶら下がってしまったので…
▽krisに交代してビレイ中 う~む、弱い自分
▽Made It!

木曜日, 5月 13, 2010

5/9 Ice Climbing "Undertow V, WI6, 600m+" at Tagle Ridge, Icefield Park Way


 しばらくアイスクライミングから遠ざかっている内に山の麓では春が着実に近づいています。しかし、この時期、降った雪が落ち着くのが早くアルパインエリアの良いコンディションを掴むのは往々にして楽だったりします。久しぶりにアイスフィールドパークウェイのコロンビア氷原のそばへ行ってきました。

▽赤線がクライミング、青線が歩き 
最初の赤線がShades of Beautyで二つめの赤線がUndertow
 今回のルート(初登情報はこちら)はつい数週間前に初登されたばかりのビックルート。夜の冷え込みはマイナス、昼間はプラス5度前後と理想的な気温のなか登ってきました。場所はコロンビア氷原からハイウェイをはさんだ反対側にあるTangle Ridgeという山の北東面。今までなぜこんな良いルートが登られていなかったのか不思議なぐらい良いルートでした。アプローチは“Shades of Beauty”という既成ルートを経由して3時間半。クライミングは600m+ぐらい(70mロープで9ピッチ半)を9時間弱。そして頂上からの見事な眺めを楽しんだ後Tangle Ridgeを歩いてハイウェイまで約2時間弱で下りました。そこから車を置いたところまでヒッチハイクで戻る予定が誰も拾ってくれず1時間半の歩きは誤算でしたが、山をトラバースしてぐるっと回って出発点まで戻ったので充実感抜群、身体もへろへろ。とても楽しい一日でした。誘ってくれたパートナーのKrisと素晴らしいルートの初登者たちに感謝です。隣の二本のラインも先週Raphael Slawinski氏と仲間たちによって初登されたのでまた機会を見て登りに行きたいものです。アプローチを厭わなければまだまだカナディアンロッキーには可能性がいくらでもあるようですね。

 内容は全部氷でミックスになる部分は無し。奇数ピッチを自分がリードし、偶数ピッチをKrisがリード。70mのピッチがほとんどでした。核心は5ピッチ目のWI5+~WI6の20mぐらいの部分。プロテクションはまあまあ良く、複雑な形状をどう登るかやや悩むけれどそれほど難しくはありませんでした。氷はおおむねドライでややプラスチック気味。とても快適なコンディションでした。

▽左から "Undertow", "Can't Touch This" , "Boobquake"
▽3ピッチ目をフォローしてくるKris
▽6ピッチ目をバケツを掘ってボディービレイしていたKris
▽この最終ピッチはかなりいけてます!セラックから直接凍りが垂れ下がって垂直の15m
▽そのピッチをリードするKris 93号線がはるか北へ延びています
▽そして頂上 マウント・アサバスカ、コロンビア氷原、マウント・アルバータと名だたる山々を望むことができました



土曜日, 5月 08, 2010

5/4 BC Ski " Mt.Balfour"

▽小屋から見えるMt.Balfour
一日目は結構いい天気だったんですけどね…
 しばらく更新をサボっていましたが、いたって元気にしております。最近スポーツクライミングばかりしてましたが、スポーツクライミングネタは書き始めるときりがないので特にブログにアップしてませんでした。

 久々の更新は久しぶりのスキーネタ。最近雪が降り続いていたので久しぶりにスキーマウンテニアリングへ繰り出しました。里は雪がないので氷原まで行ってきましたが残念ながら結果は悪天候のため敗退。でも久しぶりに山々の懐へ分け入ったので気分は上々。目的は最近知名度上昇中のワプタトラバースでは素通りされがちなMt.Balfour。初日にワプティク氷原まで上がり、翌日登頂して下山という計画でしたが、悪天候のため二日目は早々に下山。滑りが楽しめると思いきやクラストだらけであまり滑りは楽しめませんでした。そして登山口の少し手前で去年から愛用しているビィンディング・Dynafit TLT Speedがまさかの故障。登山口手前で良かったですよほんとに。

▽思ったよりも天気が良いのでご機嫌に出発 
  ヒロ&リョー
▽Sherbrooke Lake
▽こないだのサイクルで落ちてきた雪崩
▽Mt.Niles
 ビィンディングが修理に送られたので強制的にスキーシーズン終了。これで心置きなくクライミングに専念できます。夏の仕事が忙しくなる前にできるだけ登るぞ。

▽ロックしたときに上がってくる小さなバーを止める部分が破損。バーが外れるとロックが解除できなくなりフロントピースからブーツを外せなくなります。仕方ないので無理やり外して歩いて降りてきました。


日曜日, 4月 18, 2010

4/12-15 Revelstoke and Skaha Rock

 長めのスキーツアーに行く予定でしたが天気や配車など色々とうまくかみ合わなくて、急遽天気が良さそうなブリティッシュコロンビアの岩場へ行くことにしました。この春だか冬だか分からない時期、一度フリークライミングを始めると何となく気分が岩モードになっちゃうんですよね。ついつい岩場へ行きたくなってしまう。

 初日はレベルストークで。他のメンバーはここで二日登り、自分とO.J.はさらにオカナガン方面へ。写真を撮るのを忘れたので詳しくはチカちゃんMellow Lifeのブログを参照ください。初めて行ってひとつのエリアしか見なかったけど他の岩場もなかなか良い感じらしいですね。キャンモアから片道4時間。ボウバレーが寒いこの時期なら良いオプションかも。自分は5.12aのテクニカルな良質ルートを登り、さらに似たタイプの12cが登れず。そして夕方からさらに4時間運転してSkahaへ。

スカハ初日 The Wave
 いつも来る岩場。アプローチが近く、被った岩場。ほとんどのルートが最後に核心がありはまり始めると結構嫌な感じです。Reaching for the Rabbit 5.12dという比較的新しいルートを触り、ムーブ確認で終了。O.J.は自身のプロジェクトであるNot Fade Away 5.12aにトライ。最後にくる核心がなかなか解決できず終了。
▽Bunbury Green Campsiteの朝
鳥の声で目が覚める素敵なところ
スカハ二日目 The Belfry

▽Blade Runnerにトライ中のO.J.
 やや奥まった場所にある比較的難しいルート(5.11-5.13c)の集まる岩場。5.12aがやたらとあるのでそれぐらいをトライしたい人にも良い場所でした。登れたのはLittle Blue Pill 5.12c、Priapism 5.12a。どちらもテクニカルで面白いルートだった。O.J.は看板ルートのBlade Runner 5.12aの核心が解決できず敗退、そしてPriapismにも触るがこちらも終了点まで到達できず。レベルストークからまったく登れていないので負け犬モード全開。最後のトライから降りてきて思わず悔し泣きしてました。まあ泣くだけ悔しければ強くなるよ。がんば。
▽悔し泣き@Belfry

スカハ三日目 The Wave
 半日しか時間がないので近場のウェーブで宿題を片付ける。O.J.はNot Fade Away 5.12a、自分はReaching for the Rabbit 5.12d。しかしクライミング四日目ともなるとあまりリザーブがない。1便目でクイックドローをかけ、最後のデットポイントムーブを試す。一応ホールドに触りながら落ちたので感触は悪くない。2便目が勝負。スムーズに最後の核心まで登り躊躇なくデットポイントを飛ばす。指二本で何とか止めることができ無事レッドポイント!今まで敬遠してきた12dというグレードだったけどやはり13aをやる前にやるべきだったと反省。このルートは最高に面白かった。グレードもいいけど良いルートをトライすることはもっと大切。
▽ムーブをイメージして最後のトライへ
 さてO.J.のNot Fade Away。自分が登れたのでプレッシャーを抱えてトライ。しかし、気持ちとは裏腹に身体が付いてこない様子。少し指を切って降りてきた。そして終了宣言。残念だけどこんな日もあるよ。ボウバレーで頑張りたまえ。

 そして延々と運転して夜中にキャンモアへ帰ってきました。四日間だけだったけど集中してクライミングできたのでずいぶんと遠くへ行ってきたような気がする。さてこれからまた山スキーとアルパインクライミングに戻るか、もしくはこのまま岩モードで夏までつっぱしるか思案中。

木曜日, 4月 08, 2010

4/5 Bouldering "Big Choss"

 しばらくキャンモアに滞在してクライミングをしていたジャンボがそろそろ“北の大物”を登りるためキャンモアを去る。滞在中にたくさん友達もできたので彼の誕生日祝いとOさん、Gくんを含めた北の大物チームの壮行会を兼ねて、ヤムナスカの麓にあるボルダリングエリアでBBQ+ボルダリング!

 ちょっと登ってBBQ開始のはずが思いのほかみんなで打ち込める課題があったのでしばし熱中。先にBBQの準備をしてくれたチカちゃん、Chiちゃん、カヨ様ありがとうございました。ポークリブとチキンと野菜と自家製キムチを堪能し、軽くアルコールも入り本日はクライミング終了かな~なんてけだるい雰囲気。そんなまったりモードを破壊してくれたのは女性三人。その熱いトライを見ていた男どもも引くに引けず、新たに課題を設定し登る登る。結局日没の夜8時まで遊びました。

▽食い散らかしたあとに熱いトライを見せるChiちゃん
応援しながらもなかなか登りだす気になれない男衆
そして時差ボケ全開のG(左下)
 いやー大勢でボルダリングするのは楽しい。ここボウバレーでボルダリングをしたのは初めてだったけど、よい課題もありました。今度は日本のミズガキとかで彼らとセッションしたいものです。

火曜日, 3月 30, 2010

3/21-27 CAA Avalanche Operations Level 1


 しばらく更新をサボっていましたが、つい先日までCAA(Canadian Avalanche Association)のAvalanche Operations Level1というコースを受講していました。雪崩に関わる仕事をする人が最初に受けるプロフェッショナル向けのコースで主にスキー場のパトロールやバックカントリースキーガイドを目指す人たちが一緒に受講していました。自分はおそらくスキーガイドにはならないと思いますが、次に受けるアシスタントアルパインガイドの試験の必須資格なので強制的に受講。値段が少々高いし、雪崩に積極的に関わる仕事(スキーガイド、ハイウェイの雪崩コントロール、スキー場パトロール、雪崩予報官など)につく気もあまりないのでかなり躊躇しましたが、この一週間のコースを通して正直雪と雪崩を見る目が変わりました。日本とかなり異なるここカナディアンロッキーのシビアなスノーパックの上で遊ぶにはとても有益なコースでした。

 それにしてもキャンモアから80kmほど離れたレイクルイーズまでの通勤がかなりダルかった。山小屋をベースにした同コースもあるので本気で学ぶならそちらの方がいいかもしれませんね。ヘリ代、小屋代が高いけど環境は抜群に良いでしょう。インストラクターも小屋ベースは素晴らしいと言ってました。




土曜日, 3月 20, 2010

3/17-18 BC Ski "Tonquin Valley"

 天気もコンディションも悪く二泊三日のスキーツアーが中止になってしまったので、プランBのTonquin Valleyへ妻と二人で行ってきました。最近いきなり降り出した雪で山はやや不安定な様子。でもここは基本的に大きな谷を歩くのでこんなコンディションでも可能。天気がやや悪いのが気になるけど、まぁテントがあればどこでも泊まれるので取りあえず行ってみます。

▽降ったり止んだり、降ったり止んだり…
前日の夕方にキャンモアを出発しロングドライブの末、ジャスパー近郊の登山口へ。そして車中泊。とても暖かく雨が降ってきたりしてテンションは低めです。朝は曇り。しかし歩き始めると次第に雪が。時折吹雪いたり、風が強くなったり。ただ時々青空がうっすらと見えたりするので何となくやる気もでる。そして、登山口から標高差600m、距離9KMをだらだらとあるきMaccarib passへ。なだらかな丘なようなパスをスキーにはもってこいの斜面が囲みとても気持ちのいい場所。次回はここをベースにして滑り重視なスキーツアーをするのも楽しそうです。しかし今日はあいにくの強風。さっさと下りました。残りの緩やかな下りと平地7kmは完全な曇り、そして時々吹雪き。吹きさらしなので寒かった。やっぱりブーツが当たって足の痛いO.J.。この辺りで結構意気消沈してました。

▽Maccarib Passにて 奥の岩山はRampartsの一部
手前はいかしてるおっさん
▽風を耐え忍ぶO.J.
 
 そして以前からずっと来てみたかったAmethyst Lakeの湖畔にてキャンプ。ここまでくると風も止み静かで快適でした。時々テントを軽くたたく雪の音を聞きながら日本酒をちびちびとやる。冬キャンプ初めてのO.J.も静かな夜を楽しんでいました。やはり山で過ごす夜は良い。気温もマイナス7度程度で快適そのもの。
▽キャンプ地とAmethyst Lake そしてThe Rampartsの山々
 
 翌日は同ルートを戻る。朝はやや雲があるもののパスまではとても美しい日の出を堪能しました。しかしMaccarib Passへの登りはまたもや冷たい風と悪い視界。しかしパスを登りきるとガスが晴れよい景色。とても忙しい天気です。パスからちょっとした滑りを楽しんだあとはだらだらとした下り。大して滑らんだろうと高をくくっていましたが、これがまたシールをつけないで歩けるぎりぎりの線。歩きとスケーティングと手漕ぎを駆使して数キロ進むとあとは程よい傾斜をほとんど歩かずに滑って駐車場まで戻ることができました。Amethyst Lakeから所要時間5時間半とうれしい誤算でした。

▽日の出は素晴らしかった 山で一番好きな時間帯です

 Maccarib Pass周辺はかなり遊べそう。次回はそこをベースに楽しむべし。